人のふり見て譲歩を生み出す

職場で上司や同僚、部下との付き合いのなかで、「この人のこういうところ嫌いだな」と思うことはよくあることです。「人のふり見て我がふり直せ」という言葉があるが、周囲に不快な思いをさせる人を反面教師として「自分は決してあんな人ではないし、ああいう人にはならない」と一人心の中でかみしめることは誰にでも経験があることだと思います。

人は潜在的に、勝ちたい、受容されたい、何事かを成し遂げたい、といったその人なりの承認欲求を持っていて、そんな欲求を活動源として人の内面のシステムが回っている、といってよいでしょう。この部分を認識することが、相手の内面のシステムを理解するスタートになります。相手の内面を理解できるようになると、他人であっても深く許容できるようになります。

相手の立場や背景が分かってくると、相手を変えるのではなく譲歩が生まれます。譲歩ができない場合には、互いを生かすためにより上位の目的を生み出そうと考え、自分の内面のシステムの一部分を変更しようという試みが生まれてきます。

このように内面が見えてくると周辺が見え、さらにはその外側が見えてきます。外側の環境を生かすために内面を変えていくイノベーションの推進力は、周囲に対する思いやりや貢献意識かもしれません。そしてここから組織の変革が可能になるのですが、そこはまた次回に述べたいと思います。

以上、keittaey でした!

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