「新しい学び方」でカンボジアの発展に貢献する

学びと成長を楽しむ仕事が、カンボジアを変える

カンボジアのNGOから依頼を受けての栄養料理教室の時の写真

こんにちは。といてら西日本のラーニングファシリテーターの中村健司です。僕は19年間、カンボジアと関わってきました。今日はこの場を借りて、発展途上国支援と「新しい学び方」の関係についてお伝えしたいと思います。

日本の「当たり前」が通じない、カンボジア

カンボジアでは、日本の常識がまったく通じません。「これは言わなくてもやってくれるだろう」という期待はことごとく裏切られます。例えば、去年、カンボジアでレストランを経営していた時、こんなことがありました。

  • 仕事を頼んだら、言われたこと以上はしない。
  • 材料がなくなっても報告しない。
  • すぐに休みをくれと言う。皿は下げないし、いわゆるサービスをしない。
  • 帰宅時間が近づくと、帰宅準備を始める。

日本に慣れている僕らから見たら、カンボジア人は「考えない民族」と思うかもしれません。事実、僕は「なんでやってくれないんだ!」と毎日イライラしていました。でも、ある時、僕がスタッフの知らない料理の作り方を教えたところ、彼女は新しいことを学べたことに、とても嬉しそうでした。

そこで、ふと思いました。

ひょっとしたら、カンボジアの人たちは考えないのではなくて、ただ知らないだけなんじゃないかって。

  • 自分から積極的に働くことが楽しいこと
  • それが成果につながること
  • 工夫をすることで自分がもっと楽になり、お客さんも喜ぶこと
  • その結果、お客さんが増えること
  • 長期的には仕事を楽しみながら、自分たちの収入も増やしていけるということを・・・

模範となるリーダーがいない?

この背景には、カンボジアが抱える大きな問題がありました。それは、リーダーのモラルが低いということです。

嫌な仕事はすべてスタッフにやらせておいて、自らは取引業者から賄賂をもらって私腹を肥やすマネージャー。自らの地位を利用してひたすら私腹を肥やす政治家や警察といった権力者。そういうのを嫌というほど見てきました。もし、僕がこういうリーダーの下で働いていたら、こう思っていたはずです。

「どうせ努力しても、全部搾取されれるだけ、だったら、もう最低限のことをするだけでいい。給料がもらえたらいい。」と。

そんな空気をいたるところで感じました。

学ぶ楽しさは、諦めムードを壊す

それまでの僕は、スタッフに対して、

僕の言うことは正しい、だからこれをやってくれ、なんでできないんだ、なんでやらないんだ、といつもイライラしていました。

でも、このことに気づいた僕は、こんなことをやってみました。

  • 1つ1つの仕事の意味を教えるのではなく、問いかけて一緒に考える
  • それぞれの意見にどうしてそう思う?と問いかける
  • スタッフの意見は、いったんすべて受け止める
  • どうしたらいい?と問い、一度やりたいようにやってもらう
  • 一緒に振り返って、改善する
  • お客さんから美味しいと言われたらシェフに伝える、またはお客さんのところにシェフを連れて行くことで、自らの仕事が人を喜ばせていることを実感してもらう
  • スタッフのすごいところを手紙に書いて、給料袋に入れる

すると、みんなが自分で考えて、楽しみながら仕事をしてくれるようになりました。遅刻や欠勤も少なくなりました。

まかないで、「こんな料理どう?」と言って、美味しい料理を作ってくれることもありました。(その結果、僕の体重は増えました。

あるスタッフに至っては、僕の手紙がすごく嬉しかったみたいで、手紙の写真をFacebookにあげていました。(これは恥ずかしいのでやめてくれと言いました。)

さらに、僕が気づいていないことをスタッフから教えてもらうこともありました。正直、スタッフと仕事をするのがすごく楽しくなりました。

また、僕がマネジメントの仕事をしている現地のNGOで、同じことを実践したところ、同じような変化がありました。

この時、僕は「学ぶ楽しさ」は諦めムードを超えると実感しました。自分の学びと成長に集中し、できることを少しずつ増やすという、小さくても大事な一歩を踏むことができました。

このことは、僕がカンボジアで学んだ最大の教訓です。

リーダーシップは、目の前の一歩から

遠いゴールや夢、現状の解決を考えると、正直、足がすくみます。諦めムードになって、ダラダラ過ごした方が楽だと思いそうになります。どうせなら、雰囲気に流されて、良くないと本心では思いながらも周りと同じことをしようか?とも思います。

でも、そんな気持ちは吹っ飛ばせることを体験することができました。

目の前の成長に集中し、できることを増やして、それ自体を楽しむこと、その小さな一歩に自信を深めること。それがやがて社会を変える可能性になるんじゃないかって。

社会を変えるリーダーシップは、理想や夢を描くだけじゃない。目の前の仕事から、学習から始まるんだと、自戒を込めて確信しました。

学ぶ楽しさを広めて、カンボジアを変えたい

この発見をくれたのは、僕と一緒に働いてくれたカンボジア人と、日本にいる友人でした。彼は学習の研究をしていて、toiee Labという研究チームを作っていました。そして、長年の研究の結果、人はどうすれば早く深く学べるのかという理論を体系化しました。

僕は、それを持って、カンボジアのマネジメント、仕事の現場、様々なことに学ぶ楽しさを持ち込んで、仕事を楽しいチャレンジに変えていきたいと思っています。(ありがたいことに、カンボジアの企業からもすでに依頼を頂いています。)

そして、学ぶ楽しさ、真剣に働く楽しさを知るリーダーを育てていきたい。育てるというと、少しおこがましいかもしれないけど、僕もそんなリーダーになりたいと思います。

そこで、日本の江戸期にたくさんのリーダーの卵を育てた寺子屋に習って生まれた現代の寺子屋「といてら」をカンボジアで始めることにしました。

「新しい学び方 x 新しい国際協力」

そんな想いを、toiee Lab 所長と語り合った音声があります。聞いてくれた友人からは、「すごく興味深かった」「カンボジアに興味が持てた」 「新しい国際協力の世界をちょっと知れて幅が広がった」「勇気をもらえた」など感想がもらえました。 お時間のある時に、是非、聞いてみてください。

僕と一緒に「新しい学び方」を学びませんか?

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。今日は、あなたに提案があります。発展途上国の現状を変えると、僕が信じている「新しい学び方」を体験しませんか?

僕はもうすぐカンボジアに1ヶ月行ってきます。

日本とはすべてが異なるカンボジアで、英語と、現地の言葉クメール語で、学習を創造することにチャレンジしてきます。 でも、僕は、もっとファシリテーターとして経験を積んで成長する必要があります。だから、もし、あなたがここまでの話を読んで何かを感じてくれたなら・・・そんなあなたとともに学びを深めたいと思っています。

現代に必須のスキルを一緒に学びませんか?

あなたは、文章は得意ですか?

僕は恥ずかしながら、苦手意識があります。この文章も、大幅に直してもらいました。それでも、今は「文章を書くのが好き」になっていて、書けば書くほど、どんどん上達している自分を感じています。その秘密は、書店に並ぶような「文章術」ではなく、「メタ(一つ上、超えての意味)」にあります。僕はもっと伝わる文章を書けるようになって、これからのカンボジアでのチャレンジについてみなさんに伝えていきたいと思っています。

修行中の身なので「大幅割引」します

教材開発をしている toiee Lab や他のファシリテーター(講師のこと)が、授業をすると1–2万円程度の授業を、5,000円で行います。僕は、まだまだファシリテーターとして成長することが必要だと日々、痛感しています。もっと経験を積む必要があると感じています。そこで、たくさんのファシリテーション機会を作りたいと考え、講座費用を割引にすることにしました。

内容はピカイチですし、講座の設計がすごいです。だから、新米ファシリテーターの僕がやっても、すごい学び、発見があって、文章が大好きになります。既に、テスト講座は開いているので、講座のクオリティはご安心ください。

僕の武者修行のための価格設定です。

それでは、当日にお逢いできることを楽しみにしています。


10月16日(日)10:00〜13:00 メタ文章術講座

→終了しました。

「メタプロセスが理解できて、文章を書きたくなった」
「どんな意見もOKだったので、受け入れてもらえてる感じがして良かった」
「自分でしっかり考えることができて理解が深まった」
といったお声をいただきました。

上でお話ししたように、カンボジアに1ヶ月行くため、次回開催は11月下旬以降を予定しています。3時間のコース以外にも気軽に参加できる短時間コースや、メタ文章以外にもヴィジュアルWEB、情報管理、成果を出す習慣講座などを予定しています。

講座の日程と内容が決まり次第、こちらでご案内致しますので、ぜひ私をフォロー(Follow)しておいてくださいね。

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