[作品理解のすすめ]

・ガラスのヒビ割れについて。

額のガラスがヒビ割れているのは、意図的にやったものではないです。割れてしまった経緯は、例のごとく講評日当日の朝にバタバタしながら額を探して、アセアセと作品を額に入れていたら右下が軽くヒビ割れました。額がそれしかなかったので仕方なくリュックに詰めて講評の場に運び、現地で取り出してみたら対角線上にキレーに亀裂が入っていました。

丁度ウズマキの中心を走っているこのヒビ割れについて、自分でも意味がよくわからないまま作品提出していますし、今もまだわからないままです。「こんなん芸術じゃねー❗️」という芸術側からの否定的なアンサーなのかもしれませんが、都現美でやってるオノ・ヨーコの展示でもガラスが割れているそうなので、それは早く観に行かなきゃなとは思っています。

・ウズマキの周囲にあるグルグルについて。

ステートメントに書いたことを発端にしてウズマキを描き続けていたのですが、「なんか不十分だな~」と感じていたら、周りのグルグルが生まれました。

当初は「自分の過去現在未来、収束螺旋、一見迷走に見える心情🌀、惑星軌道、忍者、、、、」そこらへんのイメージで収まるだろうなと思って描き始めたものが、結果的には自己の歩みだけでなく周りからの評価や影響があってこそ人生は「十分」なものになり得るのかもしれないと思い至って、最終的にあのエンブレムになりました。ウズマキは自分で、グルグルは他者です。

大人になってからは花マルをもらったりしなくなるのが人の人生だとは思いますが、そんな辛みのある人生の中で僕が自分や他人に捧げたいものがこの作品でした。エンブレムに込めたメッセージは、そういったものです。

最後に、トゥオンブリ作品もこの作品も鑑賞する人が実際に描いてみるとより作品理解に資するだろうということと、これは蛇足かも知れませんが、トゥオンブリは日本で人気の作家のようですし、僕も早く実物を鑑賞したいので美術関係者のみなさまは展示企画をよろしくお願いします!来年あたりに何卒!!

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    saitok

    新芸術校2期 参加中!--Painter, Artist(trainee)/Programmer/Learning English/Joining in this program http://school.genron.co.jp/works/gcls/2016/