スタートアップしたい人、転職したい人に贈りたいブログの活用法

たまに「このスタートアップに創業メンバーとして入る話あるんだけどどうかな」とか「キゴヤマさん!創業しようと思ってます!」とかそういうのに出くわすことがあります。で、私が毎回言ってるのが「やめときなさい」です。

やる人は結局、相談なんてなくてやるし、どうかな的に言ってる場合、迷いがあるわけで正直、いい結果は出ないです。特にこういう条件の場合は悪い予感しかしません。

  • 伸び盛りのスタートアップに「いきなり」正社員としてジョインします!(20代後半)
  • 創業者に「フルコミット」を求められ役職ありで大手から転職を検討(30代後半)
  • 25歳ぐらいで今の会社で学ぶことは全て学びました起業
  • 若々しい年代でオッさんにそそのかされました起業

どれもこれも共通しているのはギャップですね。ぬるま湯に入ってる人がいきなり熱湯コマーシャルにドボンとやっても火傷するわけで宣伝なんてできません。慣らし運転が必要な訳です。つまりは経験と小さな失敗の積み上げですね。

ちなみに最後の一つは私です。転げまわりました。そそのかした(というか助言した)オッさんたちはなにひとつ悪くなく、悪いのは頭の悪い私の方で、口ばっかりうまくて技術も経験もない低能力者が悪い訳です。そそのかされた!といってる時点で若者の負けでございます。

起業とは厳しいですね。はい。

そんな中、極めて狭い範囲ではありますが、個人的にうまくいったのがブログです。ひとつ私の悪い頭でもTSUTAYAで立ち読みした自己啓発本に書いてあった「アウトプットの量とインプットの量は比例する」という言葉は記憶に残っておりまして、要は、人は情報を提供した分、自分にも情報がもたらされる、という考え方があるんですね。

ということで書きまくりました。3行でもいい、朝も早よからTwitter、Facebookにポストしたらこういう反応あるんだな、などなど。結果的に、こんなことが発生したわけです。

  • 受託の開発仕事とは全く別にブログを書いてる人という認知が進んだ
  • スタートアップに関する人たちは情報発信力が強く、広がるのが早かった
  • やってることは間違ってなかった(スタートアップを書くこと)とまだ思えてる
  • 創業してる人書くんだから自分もやるべしと奮い立った
  • なんだか楽しくなって気がついたらここにいた

一番大きな変化は「仕事をおくれやす」という立場から「仕事をしてくれぬか」というポジションの変化です。ブログを真面目に書いてたら、ああ、この人多分、悪い人じゃないんだろう、たまにいいこと書くし、という流れができたのではないかなと勝手に自己分析しております。

元々やってた受託仕事はブログとは全く関係ない話でした。以前やってたホームページの制作受託の延長です。泣きながらバナー作ってました。

でも、ブログを書き続けることで、いつしか依頼されるようになった。これは8年間続けてきて実感する大きな変化でございました。ということで、私は僭越ながら創業したい!とかスタートアップみたいにスリリングな現場に転職したい!という方にはこのようなアドバイスをするようにしております。

  • 情報の発信を大量にすること、できればブログで。
  • ちょっとでもいいから認められる人になること、できればブログで。
  • 最初は3つぐらいの仕事を同時にすること、できればブログで。
  • かといってアフィリエイターとブロガーは違うのでそれだけで生活しようとしないこと。

おっと、4つ目は蛇足でした。プロブロガーってそういうのだけじゃないからね!

さておき、できれば三つぐらい同時に仕事をすること、っていうのが一番大きいやつですかね。「いや、俺、フリーランスになるつもりないから」という方は「絶対に」スタートアップに転職とか創業なんか考えたらダメです。(※カスタマーサポートとか営業とかルーティーン仕事は除く)

泥舟とは言ったもので「ある程度の」安定を求める気持ちがあるのに、すぐに沈む船に救命胴衣も無しに乗り込むなんてのは単なる自殺行為です。

ちなみに創業者は船が沈む時にはマストに体を括り付けて一緒に沈みますので、その時は自分たちだけ助かって静かに見送ってあげましょう。そういう方は必ず海底から復活するのでその際に暖かい味噌汁をあげればまた創業してくれます。

起業というのはドラマですね。楽しくって仕方がない。ということで最後に宣伝です。そういう起業家ばっかり集めたイベント「THE BRIDGE Fes」っていうのを2月19日に開催します。週明けって明日からプログラム等も発表していきますので、ぜひご参加を!スタートアップ会員の方は無料ですので一緒に傷を舐めあいましょう!

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