ヤマハの歴史

驚くべき事業展開力

大好きというか注目しているブランドに「ヤマハ」がある。事業ドメインを絞るどころかどんどん拡げてきたところにセンスとかロマンを感じるからだ。楽器〜ルーター〜バイクまで、お世話になった製品は数知れず。

今どんな事業体なのか

「ヤマハ株式会社」とヤマハ株式会社(旧日本楽器製造株式会社)の2輪部門が独立した「ヤマハ発動機」の2つが共通の「ヤマハ」ブランドを使用している。2社の関係は関連会社ではあるが全くの別会社。

ヤマハ株式会社

  • 楽器(ピアノはシェアー世界一)
  • 電子楽器
  • 音楽教室
  • 音響機器
  • 情報通信機器・電子部品(ルータやファイヤウォール)
  • 半導体
  • レクリエーション事業(リゾート系)
  • 自動車関連(高級車向け内装パネルなど)
  • スポーツ用品(ゴルフクラブ)

ヤマハ発動機

  • 二輪(オートバイ、スクーター)
  • 自動車エンジン(トヨタ、)
  • マリン製品(ボート、船外機、漁船、ヨット、マリンジェット)
  • レジャービークル(スノーモービル、バギー)
  • EV製品(電動自転車、電動スクーター)
  • 農業用ヘリコプター

コピペの深層

ヤマハには、ネット上に事業ドメインを拡げてきたきっかけになる噂が沢山ある。例えば「ピアノの修理で木工のノウハウが溜まる→家具を作る→住宅設備も作る→戦時中に軍から「家具作ってるんだから木製のプロペラ作れるだろ」といわれて戦闘機のプロペラ作る→ついでにエンジンも作る
→エンジン作ったから→バイクも作る」みたいなもの。私もヤマハのことをを調べだしたのは、この噂がきっかけ。あまりにももっともらしいので信じていたが、事実は少し違うらしい。それについては、よっぴーさんが調べてくれているのでそちらをご覧くだいさい。

それにしても「楽器やってた→電子楽器も作る→LSIも作る→パソコンも作る→LSIを他にも利用しようとしてルーター作る」という流れはとても素敵。事業を拡げるのにちゃんと理由があり「資金もあるし流行っているから事業を立ち上げるか」みたいになっていないところが企業DNAとして成立しているのだろう。社内リソースをあますことなく「もったいない」精神で上手に使っている感じだろうか。思いつきでシナジーも考えずにポンポン会社買っちゃうSoftBankとかとは雲泥の差だ。

Amazonも似た感じの道を歩んでいるかも

ヤマハとAmazonとは、実は会社の体質が似ているのではないかと思っている。AmazonのAWSの場合「オンライン書店始める→サーバを落ちないように色々工夫する→クラウド化が完了→クラウドサービスを始める」みたいなやり方なので、本当にヤマハにそっくりだと自分は考えている。ヤマハは「ハード」だけどAmazonは「サービス」というその違い。

今後も「THE Maker」という感じで頑張って欲しい

ワールドワイドで製品を提供しているメーカーであるヤマハだけど、音楽教育事業とかリゾート開発事業とかサービス面も拡充しているので、不思議な企業体にますますなるのだろう。wikiとか見てると、事業としてチャレンジはきっちりやるけど、芽が出なそうとか収益悪化とかすると容赦なく撤退する損切りの上手な企業にも見える。今後とも「ものづくり」を中心に発展していってもらいたいものだ。ヤマハ株でも買うか。

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