iPhone誕生から10年

それはもうワクワクしたプロダクトでした

KinoFumi
2 min readJan 9, 2017

10年前の今日、iPhoneが発表された。その当時はまだストリーミングで生中継などなかったから、翌日の朝一番にAppleのサイトを見に行った。デモムービーを見ながら、新しい電話だとワクワクした。ピッチイン&アウトで地図の拡大・縮小が出来るGoogleMapは特にインパクトが凄く、今すぐにでも欲しいと思った。

iPhoneの初号機は、通信規格の関係上日本では発売にならなかったが、電話機能なし版としてiPod touchが発売になりすぐに購入した。本当によく作られていて、触った感触は想像以上だったことをよく覚えている。なんだろうこの半端ない「未来感」。

日本で初めてのiPhoneは、憎きSoftbankからのみ発売。アンチSoftbank主義を曲げてiPhone3Gを手に入れたときは本当に嬉しかった。手に入れて一番活躍したアプリは、GoogleMap。これのお陰で、都内の移動が全く怖くなくなった。

それからのAppleの快進撃はご存知のとおり。今では、収益の7割近くをiPhoneの売上で占めているわけだから今やiPhoneの会社である。一生のうちでもこれだけの衝撃を自分に与えたプロダクトは他にないだろう。スティーブ・ジョブズ渾身の作といっても良いくらいだ。

ただ、ジョブズがいなくなったAppleに対してちょっと心配なのは、クリエイティブを支える会社として姿勢が段々と見られなくなってきているところ。iPhoneは、やはりブラウジングメインのプロダクツであり、何かをじっくりと制作するには不向き。もっと、Macに注力してもらいたいものだ。

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KinoFumi

佐世保出身で、なぜか水戸で暮らしています。 興味があるのは、子育て、サービスデザイン 、編集、米・野菜作り、美味しい食物、フィジカル・コンピューティング といったところ。