macOSのターミナルを見やすく使いやすく

KJ
4 min readMay 31, 2019

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macOSに付属しているターミナルのテーマやフォント、さらにシェルを変更して見やすく使いやすくしたいと思います。ターミナルの設定を変えるだけで、作業効率はグンとアップします。

Table of Contents

テーマを変える

個人的には「Iceberg」というテーマがお気に入りです。以下の記事を参考に設定してみてください。

気分転換にTerminal.appの配色を変えてみる?暗青系のテーマ「Iceberg」を移植しました

設定完了後にIcebergをデフォルトにするのもお忘れなく。

フォントを変える

ターミナルを起動して「ターミナル → 環境設定…」から設定します。

プロファイル

ファミリーは「Menlo」、サイズは「18」に設定しています。この辺が無難です。サイズは18以上ないと正直見づらいです。

背景を透明にする

フォントと同じところで設定できます。背景の「カラーとエフェクト」をクリックして不透明度を80〜90%あたりにするといい感じになります。

シェルを変える

デフォルトのbashを思い切ってfishに変更してみます。

fishをインストールする

公式でも紹介されている通り、fish shellはHomebrewでインストールできます。

$ brew install fish

fishを有効にする

次のコマンドでfishをデフォルトシェルとして使用できます。

$ chsh -s /usr/local/bin/fish

fishをログインシェルにすることもできます。

$ echo /usr/local/bin/fish | sudo tee -a /etc/shells

Fisherをインストールする

Fisherはfish shellのパッケージマネージャです。色々と便利なので入れておきましょう。

$ curl https://git.io/fisher --create-dirs -sLo ~/.config/fish/functions/fisher.fish

プロンプトを変える

プロンプトとは、ターミナルの「$」記号までの部分のことみたいです。お恥ずかしながら私も最近知りました。

とりあえずpureというのがイケてるらしいので入れてみます。Fisherでインストールします。

$ fisher add rafaelrinaldi/pure

以上で設定は完了です。

ターミナル

どうでしょう、いい感じになっているのではないでしょうか。プロンプトもスッキリしました。

おまけ

bashとfishではパスの設定が異なるので、おまけとして記録しておきます。

pyenvにパスを通す

pyenvはFisherでインストールするだけで設定が完了します。

> fisher add daenney/pyenv

nodebrewにパスを通す

nodebrewはFisherで管理できないので、次のコマンドを実行して変数を設定します。

> set -U fish_user_paths $fish_user_paths $HOME/.nodebrew/current/bin

setコマンドについては、以下を参考にしてください。

set:シェル変数の設定・一覧・消去・確認する6活用

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