macOSに付属しているターミナルのテーマやフォント、さらにシェルを変更して見やすく使いやすくしたいと思います。ターミナルの設定を変えるだけで、作業効率はグンとアップします。
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テーマを変える
個人的には「Iceberg」というテーマがお気に入りです。以下の記事を参考に設定してみてください。
気分転換にTerminal.appの配色を変えてみる?暗青系のテーマ「Iceberg」を移植しました
設定完了後にIcebergをデフォルトにするのもお忘れなく。
フォントを変える
ターミナルを起動して「ターミナル → 環境設定…」から設定します。
ファミリーは「Menlo」、サイズは「18」に設定しています。この辺が無難です。サイズは18以上ないと正直見づらいです。
背景を透明にする
フォントと同じところで設定できます。背景の「カラーとエフェクト」をクリックして不透明度を80〜90%あたりにするといい感じになります。
シェルを変える
デフォルトのbashを思い切ってfishに変更してみます。
fishをインストールする
公式でも紹介されている通り、fish shellはHomebrewでインストールできます。
$ brew install fish
fishを有効にする
次のコマンドでfishをデフォルトシェルとして使用できます。
$ chsh -s /usr/local/bin/fish
fishをログインシェルにすることもできます。
$ echo /usr/local/bin/fish | sudo tee -a /etc/shells
Fisherをインストールする
Fisherはfish shellのパッケージマネージャです。色々と便利なので入れておきましょう。
$ curl https://git.io/fisher --create-dirs -sLo ~/.config/fish/functions/fisher.fish
プロンプトを変える
プロンプトとは、ターミナルの「$」記号までの部分のことみたいです。お恥ずかしながら私も最近知りました。
とりあえずpureというのがイケてるらしいので入れてみます。Fisherでインストールします。
$ fisher add rafaelrinaldi/pure
以上で設定は完了です。
どうでしょう、いい感じになっているのではないでしょうか。プロンプトもスッキリしました。
おまけ
bashとfishではパスの設定が異なるので、おまけとして記録しておきます。
pyenvにパスを通す
pyenvはFisherでインストールするだけで設定が完了します。
> fisher add daenney/pyenv
nodebrewにパスを通す
nodebrewはFisherで管理できないので、次のコマンドを実行して変数を設定します。
> set -U fish_user_paths $fish_user_paths $HOME/.nodebrew/current/bin
set
コマンドについては、以下を参考にしてください。