世界の大多数は、田舎だ。
都会の中にだって、田舎的な部分がある。田舎とは「心のふるさと」のこと。それを殆ど含有しないのが、都会の中の都会である。
田舎者が集結して、都会を作るという見方もある。雑多な価値観が入り混じるため、奇妙な文化が花開くこともあるが、すぐ萎む。時の流れの早さも都会流。
都会はチャレンジに向かう場所、田舎はすごすごと逃げ帰る場所、しがみつく場所──と乱暴に決めつけても良い。が、実際には弱者の方が都会生活には向き、強者ほど田舎生活に向く。
弱者は群れないと生きていけないので、都会に人口が密集するのも道理である。