Facebookページ閉店によせて

大昔に運営が終了したいくつかのFacebookページを、盆前の大掃除で削除した。ゲストを迎えていた場所として、最後は本当にこれでいいのだろうか?

kotobato
kotobato
Aug 23, 2017 · 2 min read

キャンペーンやイベント用に開設していたところがほとんどだったが、期間終了後も、非公開にはしていなかったので、忘れた頃に誰かから反応があった。そのたびに、まるで閉店した店のドアを間違って開く客への対応に困る、雇われ店長のような気分だった。リアルな店と違って不思議なのは、来る人たちが、暖簾がないことやネオンが切れていること、埃が溜まって店内に誰もいないのを全く見ていないことだ(廃墟マニアか泥棒じゃなければ)。

削除した一部の「店」の状況はといえば、悲しいかなオーナーが夜逃げしたり、店長代理が失踪したり、何度聞いても入居者から返事がなかったり、必要だといっていたはずのプロジェクトが一向に動かなかったり。自分の判断で勝手に閉められず、かといって居抜きで又貸しするわけにもいかなかったのだが、管理者の鍵束ばかりが無駄に多くなるだけなので、ひっそりと閉めることにした。
同じマスターキーを持っている方にも通知がいって、ちょっと驚かせたのは申し訳なかったこととはいえ、それが久しぶりの会話のきっかけになったことは、嬉しい誤算だった。

商売であるひとつのプロジェクトとしては、営業中のエンゲージメントやインプレッションの数字を追うのは当然。
でも、成功か失敗だったかに関係なくそこが「場」であり笑顔で「客」を迎えていた以上、跡地でも裏路地でも、終わりと、終わった後の扱いはどうなんだ。看板と場所、スタッフ、メニューの見た目ばかり替えたところで、元の人がどこで何をやってたかなんて、調べれば何となくでも分かるご時世だというのに。

そんな私は、リアルでも対面商売をやったことがないので、地味に片付けが終わったら一杯やって帰ることにします。ご同輩がいらっしゃれば、ぜひご一緒させてください。過去の郷愁でなく、これからの話でもしましょう。

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