「第5回 HealtheeOne 医療経営セミナー」開催レポート

<テーマ:医介同時改定を控えた業界の現状と、医院の財務・採用戦略>
2017年8月19日(土)に、「第5回 HealtheeOne 医療経営セミナー:医介同時改定を控えた業界の現状と、医院の財務・採用戦略」を開催しました。ご参加くださいました皆様、誠にありがとうございました。
過去のセミナーレポートはこちらから:
● 2017年4月23日(日):第1回 HealtheeOne 医療経営セミナー 財務採用
● 2017年5月28日(日):第2回 HealtheeOne 医療経営セミナー 遠隔診療
● 2017年6月25日(日):第3回 HealtheeOne 医療経営セミナー 在宅診療
● 2017年7月22日(土):第4回 HealtheeOne 医療経営セミナー 医療AI
第1講座:医療業界の現状と、これからすべきこと
講師:小柳 正和
株式会社HealtheeOne 代表取締役社長CEO
第1講座では、医療業界の動向についてお話しました。
国民総医療費が40兆円を超えてGDPに占める割合も8%を超える中、医療サービスを受ける人口が現在は増え続け、2025年にはすべての団塊の世代が75歳以上となります。
そのような環境下での政策の一つとして「地域包括ケア」が進行しており、医療機関の経営に大きく影響を与えることになります。
総医療費の削減を目指す中で、病床機能の厳格化による入院から在宅へ、機能分化・多職種の連携、地域連携が挙げられます。その中でも「クリニック」及び「かかりつけ医」が地域医療のキャスティングボードを握ると言っても過言ではありません。
医療機関を経営する上で、外部環境変化を考慮しながら、より筋肉質な経営体質にすべきであり、対応する手段は多岐に渡ります。
第2講座:業容拡大と開業時における医院の財務・採用戦略
講師:小柳 正和
株式会社HealtheeOne 代表取締役社長CEO
事業として医院を経営するにあたり、財務戦略は重要な要素の一つです。院長先生は、高校でも大学でも医師となってからも財務に関する教育を受ける機会はほとんどなかったはずです。
この講座ではまずは財務戦略を構築するのにあたって必要な3つのステップについてお話をしました。
一方で、職員の急な離職や労働人口が減少する中で優秀な人材をどのように確保すべきかについても議論をしました。どのような情報をどのような手段を用いて発信し、ターゲットとなる候補者に届ける方法論について話をしました。

第3講座:<ワークショップ>地域の在宅診療ニーズと最適な地域医療の構築
講師:小柳 正和
株式会社HealtheeOne 代表取締役社長CEO
これまでの講座における論点を踏まえて、参加者全員でディスカッションをしました。
医療従事者ではない参加者も多かったので、利用者/患者目線でクリニック等の医療機関に対する不満に感じる点を挙げた上で、どのように改善すべきかということをお客様としてではなく地域医療を構成するメンバーの一人として考えていただきました。
株式会社HealtheeOneについて
株式会社HealtheeOneは、医療従事者の皆さんが患者やその家族に寄り添う時間を少しでも多くするために、「モバイル」と「アナログ」を活用して「医療現場の作業負担低減」を提供していきます。2017年5月には一般診療所(クリニック)向けの付帯業務アウトソーシングサービス「HealtheeOneクラウド」と、紙カルテの電子化サービス「HealtheeOneスキャン」を発表して展開しています。その結果として「医療を受ける患者のQoL向上」や「その家族の満足度向上」の実現に取り組んでおります。また、福島県いわき市発のDigital Health Techスタートアップとして国内外に向けてプロダクト提供を展開することによって、福島県浜通り地域の産業創出に寄与することを目指しています。
一方で、株式会社HealtheeOneは地域社会への直接的な貢献活動も積極的に行っています。
2016年12月30日に福島第一原発事故後に避難地域にて唯一診療を続けた福島県双葉郡広野町の病院のただ一人の常勤医が不慮の事故で亡くなったことをきっかけに、当該地域における医療崩壊の危機が現実味を帯びました。そこで当社は2017年1月5日(木)から6日(金)にかけて「クラウドファンディング」と「ふるさと納税」を組み合わせた寄付の募集によるボランティア医師支援策をとりまとめ、福島県広野町役場に対する緊急提言として無償で実施しました。2017年1月9日(月)には寄付受付(https://readyfor.jp/projects/hirono-med)を開始し、それからわずか1日で目標金額を上回るなど、最終的には目標額の357%ほどが福島県広野町に対する返礼品のないふるさと納税として全国から寄せられました。これからも地域社会への貢献を継続してまいります。
地域包括ケア時代に生き残るために、クリニックの生産性を向上させる
「HealtheeOneクラウド」
医院の「作業負担軽減」や「業務効率化」は、パソコンの導入だけでは達成できません。
「HealtheeOneクラウド」は「IT」と「専門職」の複合的な力で、地域医療を担う医院の経営者や職員の皆さんを支えます。
手作業で紙カルテを電子化させる
「HealtheeOneスキャン」
2018年の診療報酬改定を控えて医院のさらなる経営効率化が求められる中、検索や閲覧効率を上げることはもちろんのこと、院内の省スペース化やIT化への円滑な移行をサポートいたします。「HealtheeOneスキャン」では紙カルテの原本性と電子化品質を確保するために、原則として手作業で電子化を行います。
