起業への道

Kunio Yamada
2 min readApr 16, 2017

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私は、もともと大学生の頃から自分で会社を作りたいと思っていました。学生生活が長かったこともあり、「竜馬がゆく」など司馬遼太郎の本を読んでいるうちに、自分の人生は何をすべきか考えるようになり、自分で会社を作り、世の中に役立てるサービスを広めようと思いました。

実は大学4年生の時に一度本気で起業しようと思い、行動をしていた時期があります。

考えたビジネスプランは「自転車のシェアリングサービス」です。今でこそ、NTTdocomoや自治体(富山市など)が提供しているシェアリングですが、手軽に自転車が共有できるようになれば、環境への負荷も少なく、移動の範囲が広がり、経済的にも効果があると思っていました。

実際に関西や関東のレンタサイクルにヒアリングに行ったりして、状況を聞いたり、それをもとに、自転車に広告を貼り付けて、低価格で提供できるビジネスモデルを考え、キャンパスベンチャーグランプリに応募したところ、入賞することができました。

しかし現実的に運営していくことは困難だと考え、起業を断念。その後大学院に進学することになります。大学院では、シェアサイクルの料金体系からどの体系が最も経済的なメリットが大きいのか研究のテーマにし、複雑な数式モデルを造ってひたすら数値を操作して分析しました。その間にも「名チャリ」という名古屋大学と名古屋市の共同のプロジェクトに参加したり、インターンで奈良県大和郡山市のレンタサイクルのプロジェクトに参加し、利用者のGPSログを取り、どのよな行動をするのか分析したこともあります。最終的に学部、修士合わせて3年間自転車の使いかた(特にシェアリングサイクル)に関わる研究をしています。

大学院卒業後はMS-Japanに新卒で就職。前職での経験については改めて記事を書きます。

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