モチベーションに頼らずに進捗する

Yoshihito Kuranuki
3 min readApr 8, 2018

--

仕事でも運動でも趣味でも、どうしても進捗しないときがある。ヤル気が出ない。しかし、そう言ってると何も成し遂げることもなく人生は終わってしまう。モチベーションに頼らないで進捗する方法を身につけよう。

やるべきか、やらないでおくか悩むことがあるが、それが最も進捗を妨げている。その迷う時間が無駄だ。

やらないならやらないで決めて、他のことに時間を使った方が生産的だ。それに、もし仕事なら、やった方が良いかどうか、感情を持ち込む必要などない。

締切があったり、その日にやるべきだと決めていたのなら、迷う必要はない。やれば良いのだ。どうやったら効果的かなんて考えてるくらいなら、やろう。改善は、やりながら考えよう。

いつでも気軽にできる状態にしておくことだ。

始めるまでに沢山の手間や時間がかかることは、やはり億劫になる。始めようと思うなら、いつでも始められる状態なら、すぐに手にかかることができる。

もし文章を書こうというなら、ずっとエディタは立ち上げておけば良い。いつでもキリがよくない方が良いとさえ思っている。

14時になったら始める、16時までは頑張る。そんな風に時間を決めるのも良いが、1時間単位にしない方が良い。

ちょっとでも時間が空いたら取り掛かるのだ。まとまった時間を待っていたら一生まとまることはない。

現実的な対処は、きちんと時間を確保しておくことだ。運動しようというなら、その時間を1日のどこかで取れるように確保するのだ。それは、ヤル気などの気持ちの問題ではない。物理的な話だ。

結局、ヤル気など気にせずに、やっていればヤル気は出てくる。リフレッシュしたり休んだりするよりも、始めてみるのが一番効果的だ。

休みたいなら、ヤル気を出すために休むのではなく、休みたいから休む、他にしたいことのために休む方が精神衛生上も良い。

ちょっとでも始めてみれば、段々とヤル気は増してくる。楽しくなってくる。エンジンが温まってくる。そうなったらしめたものだ。そうして進捗する。だから、まずやろう。

さぁ、今すぐに!

“A man with a relay baton in his hand getting ready to run on a track” by Braden Collum on Unsplash

--

--

Yoshihito Kuranuki

ソニックガーデンという会社を経営しています。「心はプログラマ、仕事は経営者」の精神で、プログラマという仕事を誇れるものにすることがミッション。 ブログ http://kuranuki.sonicgarden.jp ※2019年1月に新刊「管理ゼロで成果はあがる」でました。→ https://goo.gl/reZez1