どんな考えで仕事に向き合っているのか

少しずつ自分らしく仕事ができるようになるためには

Yoshihito Kuranuki
3 min readMay 24, 2016

これも、ふりかえりで話したこと。

すべての仕事が「問題解決」だと考えること。

考えなくて良い仕事はない。それは作業であり、そんなものは仕事ではない。開発業務だろうが、事務作業だろうが、よくしていく、うまくやる、楽にする、ことを考えなければいけない。

そして、お客様なり依頼する人が、何の問題を抱えて、その依頼をしているのか、考えなければいけない。そうして、問題を解決することを考えて取り掛かることが、本当の仕事だ。

生まれ持った性格は受け入れること。

ふりかえり、を究極まで行くと、生まれもった性格の問題になるので、そこまで行くと治せないし、治さなくて良い。

性格を受け入れた上で、どう行動するか、まで含めて考えられると、セルフマネジメント。ある人は、おっちょこちょいだが、それを受け入れた上で、人並み以上になるように行動を変えている。

性格は行動で補正できる。

ゆとりを持てるようになること。

打ち合わせの最中にいっぱいいっぱいだと、補正できない。心の余裕を持って臨めば、もし脱線していたり、おかしい感じになっていたら、その場で感じて直せる。

心の余裕を持つためには、技術力と経験が必要だ。リアルタイムに、心の中でふりかえりを行って、打ち合わせの最中に補正していく。

常に課題を持って取り組むこと。

マンネリで仕事をしないこと。毎回、何らかのテーマを持って打ち合わせに臨む。テーマは、個人的な課題。

最初のうちは、打ち合わせで1度は発言する、とかで構わない。徐々に高い課題を、自らに課していくこと。そうすると、成長する。

仕事をする上で、緊張感は重要。

当事者意識を持っていなければ、緊張感は生まれない。属人性があるけど、それでいい。それだからこそ成長する。個人の成長は会社の成長だ。緊張感を持つためには、過保護にしてはいけない。

会社として、多少のリスクは負ってでも、その人に任せなければいけない。任された人は、その思いに応えなければいけないし、応えたくなるものだ。

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Yoshihito Kuranuki

ソニックガーデンという会社を経営しています。「心はプログラマ、仕事は経営者」の精神で、プログラマという仕事を誇れるものにすることがミッション。 ブログ http://kuranuki.sonicgarden.jp ※2019年1月に新刊「管理ゼロで成果はあがる」でました。→ https://goo.gl/reZez1