【会社の中で「社内個人事業主」になる】

安いルートや絶景スポットを紹介する本は数多ある一方で、旅から何を学べるのか?それを日常やビジネスにどう活かすのか?が語られることは少ない。

体験や学びをいかに活かすかの方がよっぽど大事なのに!

ところで、大学の卒業式に一緒に参列した社会人同期が、スペイン留学から帰ってきたと思ったら興味深いワークスタイルに変貌を遂げていた。

彼の生き方を観察すると、冒頭の問いに自答するための洞察が得られそうだから取り上げてみる。

100年以上続く伝統ある大会社に勤める彼が社内で唯一となる不思議な仕事を始めた。

それは「社内フリーランス」

年度予算目標はある程度決まっているけど、達成する手段や勤務時間等はほとんど問わないという働き方らしい。ワークライフバランスは自分の価値観と価値で決められる。副業もできるとのこと。

部長から

「この仕事や働き方は社内では君しかできない」

と押し出されたらしい。

たしかに彼は会社の枠に収まる器ではなく、前々から彼の独立したい野望も願望も聞いていたし、独立してもなにやってもやっていけるだろうなぁって感じの人物。

そんな独立心と主体性あふれるスキルフルな人財を、流出させず、自由に放流しながらも、組織としても望ましい方向に統合していく。

100年の歴史史上初という異例の取り組みに、見事な人事采配だと感じた。

会社のチャレンジも天晴れだけど、それ以上に彼はそんなよくわからないポジショニングを勝ち取ったものだ。

要は【仕事を創る力】が肝腎。

この精神と技術は組織内外関係なく必ず要る。

独立したならもちろん無いと生きていけないし、組織内で頭角を示し生きやすい場を自ら創り出す者もいる。

組織は息苦しいから今すぐ独立せねば的な安っぽい風潮に乗せられると、結局ものにならない。ここ数年独立する人も見てきたけど、組織に戻らざるを得ない者もいっぱい横目に見ていた。

拙速に単純な答えを手に入れようとするがお手軽な処方箋を求めるそのメンタリティこそが病理の根源であり、次なる混迷の誘い水になっている。

混迷を極め、学校のように正しい答えがない現代において、残念ながら”魔法の丸薬”は存在しないことにそろそろ気づかなければならない。

管理や業務スキルの上位概念に位置付けられる「仕事を創る」という発想と技術は、一部の経営層ではなく、いまや万人に求められている。

求められているというより正確には、無いと生きていけない時代に移行している。

重大な変化は、職場ではなく、
まず一人ひとりの心と精神の中から。

自分の内に問いかけてみる。

この自分の淵源に迫る心の動きに価値がある。
それが人生の質を高める。

最後の秘境は、心の移動にこそある。

心のままに生きる場を創った彼や、その異質な彼を活かして市場を広げる求心力のある会社のように、

「心の動き」を経営戦略として組織変革の起爆剤に変え、女性や外国人だけでなく構成員全員の働き方改革を推進できれば、激動の時代やAIの脅威を追い風に変えることができるはずだ!

それが「IA(intelligence amplifier)」という道

AIの可能性と限界を理解しつつ、
AIに人間の知能を増幅する!!

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