「鬼退治」から「桃の時代」へ

修理固成
7 min readOct 12, 2018

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古民家888の「みつばち密談」から生まれた

ダブルスウィングする「二物衝撃論」

鬼神と女神。

テーマは、【心の中の「鬼退治」】

鬼神の裏は女神。
般若の面は、女性が鬼化したものらしい。

この【鬼】の出来事を契機に、
鬼にまつわる様々な出来事が芋づる上に立ち現れてきた。

記憶に新しいのは、
2018年9月22日に吉備津神社にて催された、

古代史ファンタジー『KAYA-温羅の伝説-』

温羅(吉備の冠者)の物語が焼き付いている。

山に木霊すあの歌声は 吉備の冠者たるあの温羅様が
ほんに好いたる阿曽媛様を 恋し恋しと呼ぶ声じゃろか
仲が良い良いその幸せを 分けてもろうて畑に植えてぇ
春に花咲き夏には育ち 出来た赤子がこの桃の実じゃ

阿曾女(当日の水先案内人)
「私は、御釜殿で温羅様に仕えております阿曾女でございます。 湯を沸かして温羅様の唸り声が聞こえるか聞こえぬかで吉凶を占っております。

温羅(ウラ)と申しますのは鬼でございます。

その昔、あちらの方の山の上にある鬼ノ城、おにのしろと呼ばれる山城におったといわれている鬼でございます。その頃は、この辺りまで『吉備の穴海』と呼ばれる海があったそうで倉敷なんかもほとんど海の中だったそうです。

ここ、吉備の地で御伽噺「桃太郎」の源流とされているのが『温羅』の伝説でございます。この物語は室町時代の成立と推定される『鬼城縁起』に始まり、幕末期の『吉備津宮縁起』に至るまで六つの資料が残っておりますが、 実はそれぞれ様々に違っているのでございます。

鬼の正体ひとつとっても「天竺(インド)から来た鬼神『剛伽夜叉(ゴウキャヤシャ)』」、「日本侵略に来た新羅国王『(吉備津の)冠者(カジャ))』」、「大唐の白斉国皇帝だった『吉備津冠者(キビツノカシャ)』」、 「百済の王『温羅』」、「百済の皇子『温羅』」と変化し…

その最後も、首を斬られ退治されたとする『鬼城縁起』以外は 降参して吉備津彦の家臣、吉備の守護神となり、180歳まで生きたとする資料もございます。

果たして温羅の正体は何だったのでしょう?

吉備津彦はなんと281歳まで永らえたと書いてあるのは本当でしょうか?古代出雲とは、ヤマトとは、都怒我阿羅斯等(つぬがあらしと)、百襲媛、たたら製鉄…

そしてKAYAとは?

愛読中のオリエントの主題は

鬼退治。

日ノ本にはびこる「鬼神」に抗う
侍たちよ!

「鬼神」は異形鬼面・怪力乱神
その強さはまさに神の如し。

だが、人の世を蹂躙する神ならば、
全て滅ぼすべし。

人間の世界を取り戻せ!

それは未だ誰も成し得ぬ巨大な夢。

これぞまさしく【武家の「使命」】

全ての鬼神を倒し、
人間の世界を取り戻す。

そうやって

夢を見ては諦め…
諦めきれず__…

願いを託し、
託され…

名を継ぎ、技を受け継いで…
ここまでやってきた。

何者にも怯えずに
見上げることのできる青空を、

おまえたちの息子たちには
見せてやりたいだろう?

だからこそ、俺たちの世代で勝ち取ろう!

そして、あのワンピースも、なんと920話から

鬼討ち展開に。

”ワノ国を開国する”

という偉大な使命のためならば、
信じてくれる者のために命さえ捧げる覚悟だ!

トキトキの能力者トキ

人は決して過去には戻れないけれど
未来にならいける。

もし真に未来へ飛んだなら
我ら必ずやおでん様の想いを遂げ

オロチをカイドウを討ち果たし
きっとこの国を開国してみせまする。

万に1つでも
20年後の未来にあなた方が姿を現し

オロチを討つために
指揮を取ってくれるのならば

その日共に戦える様にと戦う意志のある者は
どこで何をしていようとも
足首に月の印を彫り待っております。

そして、

今かき集めておる反乱の意思を持つ侍どもよ・・!

時は2年後”世界の雛形”の場888から、
鬼ヶ島へ「討入り」を決行致す!!!

天和(アマワ)の国の大王(オオキミ)に成った
アラタの剣神「創世(ツクヨ)」も、そういえば…

「鬼化」した。

そして、己の内なる鬼神の力に打ち勝ち、
闇の力を創造の道へと逆回転させた。

「創世(ツクヨ)」が
主人と選ぶ大王(オオキミ)とは、

深きマナコ、広き心、強き意志で
世界を導く力を持つ者のみ。

「創生の日ノ輪」こそ、

偉大なる大王の証。

鬼に対しては、桃🍑

『古事記』には、根の国にて
桃であり神である「オオカムヅミ」が登場。

『紀』には名は記されないが、『記』では
意富加牟豆美命(おおかむづみのみこと)と表記される。

「大いなる神のミ(霊威)」の意味であるが、

大いなる神の実と解釈され、
「大神実命」と表記する場合もある。

今春に、三重の”おくまの”にある

神武天皇の降臨の地
熊野三山の原点の地

イザナミとカグヅチが鎮座する
追放と復活の折り返し地点

「花の窟神社」にて

桃の世界観が立体に浮き上がった。

「桃」に
神は如何なる意味を秘められたのか?

種を明かさねばならない(種明かし)

日ノ本を蹂躙する「鬼神」を全て滅ぼし

「桃の時代」への流れを体現したのが

「桃太郎」だ。

見事、猿(智慧)・犬(慈悲)・雉(勇気)を結びつけた!

「智・慈・勇」を以ってして、

「貪・瞋・痴」の三毒の煩悩を制するのだ!

未来が0か∞かは、

生きている今にかかっている。

【0=🍑=∞】の桃の時代だ!

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