アンラーニング(脱学習)

修理固成
Cre8 University
Published in
Feb 16, 2018

アンラーニング(脱学習)を進めると、
結果としてシンプルに成る。

シンプルになるには、
流れをせき止めているものを、
取り除くだけ。

人は、概して、
過去や肩書きに囚われたり、
自他に勝手にラベルを貼ったりする。

そういう知識を足して詰め込むの反対で
不要な事柄を引き算でアンインストールすること。

それは学ぶ前からできていたかもしれない。
積み重ねて逆に埃まみれになったかもしれない。

それは、単にラベルや知識を捨てること
過去の成功体験を手放す作業とも言えるが、

アンラーニングの真意は、
未来に必要な事柄を選択すること。

ビジョンがはっきり描けてはじめて、
自分の未来に必要ないものもはっきりする。

自分がつけているラベル、
人や社会につけているラベルを
取捨選択を可能にする。

無自覚にやっていることを、
メタ認知(俯瞰視・客観視)できると
自他に適切なラベルを着脱もできるようになる。

知識は、思考を助けるが
感じることを邪魔する。

知識は外から取り入れるが、
本当の答えは内にある。

だから
学び方改革の第一歩は、

知識は忘れる。
忘れるために学ぶ。

学んだ知識は、
自ら実践する手がかりとして役立つが、
重要なのは自分の内側でどのような変化が起きるか。

その内なる変化を感じるために、
外から取り入れた知識を忘れる。

その知識が自分にとって本当に必要なものならば、
今度は自分の内側から智恵となって再浮上してくる。

自分の内側から出てきた学習法が
その時と場所にあった学習法である。

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