読書録:GEの復活

Kazumasa Ishikawa
Jul 10, 2017 · 2 min read

KindleでGEの復活を買いました。どこでも本が買えるのは便利ですね。かさばらないし。Kindle万歳!
GE 巨人の復活 シリコンバレー式「デジタル製造業」への挑戦

GEがこれまでやってきたこと、今取り組んでいることがわかりやすくまとまっています。日系の電機会社の人は必読です。

詳しくは読んでもらえればわかるのでネタバレしない程度に書きますが、キーワードは、デザイン思考、オープンイノベーション、DevOpsでしょうか。どの単語も雑誌や新聞で見かけた方もいると思います。

そのうちとある人がこれらの単語を見て、弊社もデザイン思考だ!オープンイノベーションだ!アジャイルだ!DevOpsだ!と言い始めるので気をつけましょう。そのうち社内の資料にも載ってくるかもしれません。

アジャイル開発。言葉の定義についてはWikipediaに載っていたので以下のリンクをご確認ください。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%BD%E3%83%95%E3%83%88%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A2%E9%96%8B%E7%99%BA
現状の大手日本企業にアジャイル開発やると残業時間削減どころか増加するところが多くなるのではないでしょうか。

真面目な話をすると大手日本企業では失敗がないこと(ミスゼロ)を前提にした人事評価です。アジャイルやらDevOpsとかとりあえずリリースしてバグなり未完成の部分はあとで修正・追加するじゃないですか。

ミスゼロという後ろ向きかつ永遠に叶わないKPIを評価基準にしている日本企業だと「失敗しない超スローなアジャイル(呼び方変えて中身変わってない)」中途半端なことになるのではないか、というのが個人的に思っているところです。

会社の組織・文化を変えずに開発手法や技術を導入しても意味がないので、シリコンバレーみたいな企業になりたければ開発手法や技術だけではなくて組織・文化もそれらに合わせる必要があるよね、というのがこの本から学んだことです。

順番としては、企業としてどうありたいか決める→そのためにどのような組織や文化にするか決める→開発手法や技術を決める(必要であれば自分たちで作る)になるのかなと思います。

ではまた。

Kazumasa Ishikawa

Written by

とあるIT企業に入社、ひょんなことからシリコンバレー駐在後、日本国内にて事業開発など。

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