自分の行動を予測する方法

将来の自分の行動が正確に予測できれば、もっと合理的になれるのではないかと考えたことがあります。そもそも、我々が自分の将来の行動を予測する時、何を基準にしたらよいでしょうか。

一つの基準として、現状維持バイアスというものがあります。人間は「同じ状況において、同じ行動をする傾向がある」というものです。つまり、自分の将来の行動を予測したいなら「自分が過去において、同じ状況下でどう行動したか」を知ることが役に立ちます。

そこで、私は自分が図書館へ行った時に何をしているのかを図に表してみました。

もちろん、もっと具体的に考えると「スマホをいじっているときに何をしているか」「本を読んでいるときに何をしているか」・・・ということも考えられますが、とりあえずこの大雑把な図を基に考えてみます。

図書館へ行くのは、勉強目的です。ですから、勉強量を最大化するために、本を読む時間を最大化したいと考えるでしょう。なので、「本を読む」というプロセスから別のプロセスへ遷移する頻度を最小化することを考慮する必要があると考えます。

まず、「スマホをいじる」については、「スマホを持っていかなければ良い」と考えるでしょう。つまり、環境を操作することで行動に制限をかけるということです。一見、このアイデアは機能するように思えます。しかし、以下の事象が発生する可能性があります。

“「スマホをいじる」プロセスがなくなったことにより、その遷移確率が「家へ帰る」確率に再割当てされる。”

このような事象が発生すると、「図書館に長居するために、スマホを保有することが有効である」ということが判明するかもしれません。

また、環境操作自体を目的化するのであれば、「どのような環境操作を行えば、勉強量が最大化できるのか」ということを考えることになります。例えば、飲み物やお菓子を買えば、そこに居続ける確率が高まるかもしれません。

私の経験上、こういった行動の分析を行うと、特に以下の2つの点で複雑になります。

1, 環境の操作によって、過去とは異なる行動をする。
2, 行動を予測することによって、予測そのものに影響を受ける。

要するに、環境と予測に行動が影響をうけるということです。このような影響を予測することは難しいでしょう。

対処方法としては、「ある環境を変化させた状態をひとまず繰り返す」という方法があります。これを繰り返すことによって、「ある状況でどう振舞っているか」についての新しいデータが得られます。そうすると、環境変化の前と後で行動が改善したのか、という比較や、さらに改善できる方法はないかということを考えることに繋がるかもしれません。

行動制約が環境に依存していることを考えてもわかるように、環境が人間の行動に大きな影響を与えていることは疑いようのないことです。

Link: https://yugenmugen.blogspot.jp/2016/06/blog-post_26.html

追記:
「ですます」から「だである」へ変換する大雑把なルール。

$ cat filename | sed ‘s/です。/である。/g’ | sed ‘s/でしょう/だろう/g’ | sed ‘s/わかります。/わかる。/g’ | sed ‘s/ありません/ない/g’ | sed ‘s/ください/ほしい/g’ | sed ‘s/します/する/g’ | sed ‘s/ます。/る。/g’ | sed ‘s/ですが/だが/g’ | sed ‘s/ますが/るが/g’ > outfile