「留学経験者はポンコツ」じゃない。

随分前に途中まで書いていた記事だけど、以下の記事に強烈な怒りを覚えたので遅れながらもPublishする。 某旅行代理店でグローバル人材の採用を担当するIさん(41歳・男性)へ。

プライドの高さはメジャー級なみ

日本文化が根強い企業で働くと、「プライドが高い」だとか、「自信満々だ」と言われ、女性だと、更にそれに加え、「女性らしくない」だとか、「偉そう」だと言われるのだろう。

本気でグローバルで活躍してきた人たちは、他国の人の自己主張や、自身に満ちた態度が圧倒的に高いことを知っている。グローバルに活躍する人材を雇いたいといいながら、日本人のような気質を備えた人を求めているなど甘ったれたことを言わないで欲しい。英語だけ話せて、活躍してもらわなくても良いのならば、国が必死になって英語が話せる人の総数を増やすべきだ。

グローバルで活躍するには強気なマインドがないとやっていけない。日本人の留学生がメジャー級なみなら、世界の人たちは何級なのか教えて欲しい。留学生のことを外国人と同じように「違う文化や感覚を持つ人」だと受け入れられないのも、そもそも未熟だ。そのような人、企業は、ハーフの人や在日外国人に対して、日本人としての振る舞いをもとめる傲慢さがかなり強く見られたりもする。受け入れることで、受け入れてもらえることを何処かの国にいって学んでくるべきだ。常識なんて日本以外で通用しないんだ。留学経験者に日本の常識を求めないでほしい。

TOEIC高得点者の呆れたビジネス会話

まず、Fuckin’とビジネス会話で使うのはどうかという話だが、アメリカの会社で働けば普通に社内で普段から飛び交っている。そんなもの大事な時には使わない。使いわけれるか、上手く使えるかがポイントだ。TOEICで判断できないなら、Cover Letterを英語で書かせて、面接を英語でやればいい。自分たちのスクリーニング力が低かっただけなのに、ステレオタイプをして留学生=ポンコツと呼ぶのは本当にポンコツだ。

魔の“ハロウィン時期”

新しい価値観やイベントを日本に持ち込んだかもしれないが、それで経済効果を狙ったり、面白がってやっているのは大半が海外留学生ではなくあくまでも日本人だ。アメリカでは警察が厳しく取り締まっているのでどこまでやって、どこまでやったらダメかわきまえている。新しい物と上手く共存出来ないだけで、持ち込んだ人のせいにするのはキリシタン迫害の時代からコンテンツ以外は何も変わっていない。

日本人と固まって行動する。

これは一概に言えない。行動しなくてはならないこともある。留学生になれば一度は考える。日本人と行動しないことによって損することがたくさんあるからだ。海外にいる日本人として知っておくべき情報、ビザ関係の話。これらは現地民からはまず聞けない。ネットにもさほど転がっていない。私は留学当初そんな大事なメリットがあると知らずに日本人と全く一緒に行動しなかった。英語はメキメキ上達したが、大学編入時の情報や、学生ビザでも学校内で働く権利がある、などの情報を十分に手に入れられなかった。生きていくためにその選択が必要なときもある。知ったような口を聞かないで欲しい。

日本で就職活動をすると、留学生にとって日本で暮らしてきた学生よりも難しく感じることが多いのは間違いない。特に私のようにアメリカで1人の生き方を認められ、個人のチョイスを尊重される環境で5年以上も生活した後に、黒髪で皆と同じメイク、髪型をし、同じスーツを着ることに矛盾を感じ、主張をしすぎると生意気だと言われ、そのなかで自分を大きく偽りながら雇い主を探すことが正しいのかと問い正す。わからない英語で必死で勉強してきた専門分野を活かすことのできない総合職入社を魅力的に感じられない人も少なくもない。

留学生がみんな偉いわけでもないし、すごいわけでもない。でも私たちはもっと正当に評価されるべきで、「留学生は・・・」と留学もしたことのない人に一括りにまとめられるのはゴメンだ。

私の周りの留学経験者は素晴らしい人で溢れかえっている。
以下のページから彼女たちのセルフインタビュー記事を読んでもらえば納得できるはず。