この6か月間(2クオーター)はPhoreにとって非常に重要な期間でした。野心的なロードマップにおいてその重要な項目に全て対処してきました。
Q1においては、PhoreからPhore Blockchainへのリブランド(新しいロゴ・ウェブサイト), ジブラルタルにおけるPhore Blockchainの法人化, DappとしてPhore マーケットプレイスアプリのリリースがありました。
Q2での開発活動について、以下にまとめます(過去の四半期については、 https://phore.io をご覧ください)。
SegWitの導入: SegWitを導入することで、Phoreのブロックチェーンにおける機能性、セキュリティ、速度を向上させ、ブロック当たりのトランザクション数を増加、アトミックスワップへの対応を行いました。これは非常に大規模なアップデートであり、PoS/マスターノード通貨においては非常に先進的な取り組みになります。
現在の状況: SegWitのPhoreウォレットへの導入は既に完了しており、Github よりコードを確認できます。ウォレットは既に公式サイトからもダウンロードでき、SegWit対応ウォレットがネットワークにおいて半数以上となったとき、SegWitは有効化されます。
チームの拡大(継続中): ブロックチェーン・マーケットプレイスをよりよいものにするため、クラウドファンディングプラットフォームの導入の開発者の増員を続けています。
現在の状況: 2人の新たな開発者がプロジェクトに参加しました。これにより私たちの開発力は飛躍的に向上します。Julianがブロックチェーンのコアにおいての開発を主に担当し、新たな開発者はマーケットプレイス・iOSウォレットの開発作業を担当しています。
分散型クラウドファンディング-テスト: ブロックチェーンを利用したクラウドファンディングの試み、マーケットプレイスへの統合のテストが行われています。
現在の状況: 上位25位の取引所に上場させるためのクラウドファンディングは成功しました。この際に、コミュニティメンバーよりリアルタイムでのクラウドファンディング状況のトラッカーが作成されました。マーケットプレイスアプリにクラウドファンディングを導入する際も、似たような機能を導入し、公開/非公開の送金をサポートします。これはPhoreのクラウドファンディングプラットフォームの大きな特徴の一つになります。
Phore Foundation の創設: Phoreの持続的・長期的な強化、維持を目的として長期的なe-コマースソリューション、投資、パートナーシップの構築を目指す団体を設立します。これにより将来的な課題を即座に対応、解決することが出来ます。
現在の状況: このクォーターで、Phore Blockchainは正式にジブラルタル(イギリスの海外領土)において登録された団体になりました。これは、Phore Blockchainをブロックチェーンの業界における主要な存在として正当化させるための大きな成果です。”財団の状態”についての公式な書類は承認を待つのみとなっており、将来的にパートナー企業や、プライベートな投資者から資金を財団が得ることが期待できます。こうして得られた資金は、Phoreエコシステムをより発展させ、ブロックチェーン開発を行い、チームにおいての資金調達をよりよいものにします。
iOSウォレット/アプリケーション開発: デザイン・フロントエンドにおいての全作業が完了しました。App Storeで承認されたのちに、一般の方は利用可能になります。
私たちは、常にPhoreにより良いものを提供したいと考えています。以下が私たちがこのクォーターで達成したことのリストです。
- PhoreとReddcoinのマーケットプレイスにおけるパートナーシップ: https://medium.com/@liray.unendlich/phr-rdd-partnership-152c7e7d52c7
- PhoreをPOSターミナル, ATM, オンライン取引所に追加してもらうための UniFoxとのパートナーシップ: https://medium.com/@liray.unendlich/partnership-with-unifox-jp-b5b70b20854b
- Phore ラボは次の暗号通貨プロジェクトに投資を行いました。: https://www.cryptotex.net/
- IDAX(上位25位の取引所)への上場を成功させるためのコミュニティと行った50,000PHRのクラウドファンディング: https://medium.com/@liray.unendlich/open-crowdfunding-effort-listing-841599b233dd
- Indacoin はVisa/MastercardでのPhoreの購入を実装しました: https://twitter.com/PhoreJapan/status/997280144736731136
- 新たな取引所への上場: IDAX, BiteBTC, Fubt.Top, Cryptowolf.eu:
https://phore.io/buy-phore/ - ホワイトペーパーの複数言語への翻訳; Chinese, French, Italian, Japanese, Dutch: https://phore.io/information/
- ウェブサイトの機械翻訳プラグインの実装: https://phore.io
- Blocknet のチェーン仲介/アトミックスワップシステムへの導入: https://twitter.com/PhoreCrypto/status/997514588320092161
- Ledger社ハードウェアウォレットへのソフトウェア対応、Phoreの対応通貨としてのロードマップへの追記: https://twitter.com/PhoreCrypto/status/989509501366743040
- Phore マーケットプレイスの利用性向上の継続
- Twitterにおける 7,000フォロワー増加: https://twitter.com/PhoreCrypto
- ブロックチェーンサミットでのCEOの講演: https://youtu.be/n_BQrmFrMLc
- Omni マスターノードリサーチサービスにおける上位の評価:
https://twitter.com/OmniAnalytics/status/1008727569041100800 - “The Blocks”による“2018年最高の暗号通貨”へのノミネート: https://twitter.com/PhoreJapan/status/999268822459674624
- OP_CHECKTIMELOCKVERIFY / OP_CHECKSEQUENCEVERIFY のオペコードの導入を行いました。アトミックスワップの実装のためです。
結びとして、コミュニティによる支持に、深く感謝します。PhoreはICO/Premineを持っておらず、完全に自己資金のみで運営されています。Phoreはプラットフォーム, エコシステムをより発展させようとする野心的な取り組みであり、コミュニティによるチームによって運営されるコミュニティプロジェクトです。現時点での開発状況にご満足頂き、次の第3クオーターを楽しみにしていただけることを願っています。
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