アップルが新たに仮想通貨を承認!Steem、Lisk、DigicashをAppStoreで扱うことを発表

アップルは先日、AppStoreにて正式に承認をしている仮想通貨(「暗号通貨」とも言う。)は、ビットコイン、イーサリアム、ライトコイン、ドージコイン、リップルそしてThe DAOのみと発表していた。そのため、ウォレットアプリの「Jaxx(ジャックス)」のiOS版においては、仮想通貨「DASH(ダッシュ)」の取り扱いを辞めるように要請していた。また、仮想通貨の交換サービスである「ShapeShift(シェイプシフト)」もAppStoreから削除するなどの対応を行っていた。
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一方で、メッセンジャーでのビットコイン送金を可能にする「Circle(サークル)」の、 新たにオープンされたiMessageアプリケーションへのローンチを発表している。
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おそらく匿名性の高い仮想通貨に対しては、マネーロンダリングなどの可能性を加味しての対応なのかとも見て取れるが、真意は定かではない。
そんな中、アップルは新たにSteem(スチーム)、Lisk(リスク)、Digicash(ディジキャッシュ)のAppStoreでの取り扱いを許可したことが明らかになった。これにより、アップルは全部で9種類の仮想通貨およびデジタルアセットを承認したこととなる。
承認の経緯などは、まだ明らかになっていない。Steemは分散型ソーシャルメディを目指すプロジェクトで、投稿したコンテンツの質に合わせて仮想通貨による報酬がもらえるブログメディアと理解するとわかりやすいだろう。Liskは、イーサリアムと同様にDAppsと呼ばれるブロックチェーン上のアプリケーションの構築をサポートするプラットフォームを目指すプロジェクトだ。Digicashは、モバイル決済プラットフォームを構築するサービスだ。
アップルの動きは今後も注視が必要だが、アンチマネーロンダリングの観点によるところが大きいのではないかと個人的に感じている。そうなった場合、今後はいま認められている仮想通貨に対してもそれを運営する企業には、KYC/AMLの整備が求められるのだろうか?少なくとも日本国内においては、来年には施行が始まる改正法案により、義務付けられることはほぼ間違いないだろう。