大学がいやで仕方なかった理由


本来わざわざあんまネガティブなこと書いても仕方ないかな~って思ってるんですけど、短い人生のうち4年間もこの環境にいたのは事実なんで、せっかくなんで文章にしておこうと思います。

というのも、今月末に最後の期末試験があって、それを終えたらもう大学生も終わりで、終わってしまったらもうじっくり振り返ることもないかなって思うんで、期末試験前の今のうちに。


まず高校生だったとき、僕は勉強するのが楽しくて仕方ありませんでした。教科の内容に興味があったというより、大学受験の偏差値をあげるゲームが楽しくて仕方なかったんです。全国のほぼ全ての同年代の人たちが同じ内容を勉強して、その半分が大学合格を目指して同じステージで競い合うんです。そんな参加人数の多い中で、やりこめばやりこむほど自分の位置があがっていくのが楽しかったんです。どっぷりはまりました。いくら勉強しても全く嫌になりませんでした。で、家が近かったこともあって今卒業しようとしてる京大に合格することは自分の中でのこのゲームの目標でした。そしてその先の大学のことなんて全く興味がありませんでした。

こういうのって、たぶんあまり印象は良くないんだと思います。普通は大学に進学してやりたいことがあって、それを達成するために大学受験をがんばるわけだから。でも他の人がゲームにはまるのと同じように、自分の中ではあくまでもゲームとして最高に楽しかったので、高校卒業までやっていたことに悔いはありません。


で、今いる京大経済に進学することにした理由は大きくわけて3つ。

理由その1. 「経済」がなんとなく興味のある分野のうちの1つだったから

もともと高校2年生くらいまでは漠然と京大の工学部情報学科に進むつもりでした。なんでかっていうと昔からITに興味があって、プログラマーとかそういう感じの方向で収入を得るのも1つかな~って漠然と思ってたからです。でも、いろいろ調べるとどうも大学の情報学科でやるような内容は、自分がやりたいようなこと以外にもいろいろ含まれちゃうみたいで、そういうのはあんまりやりたくありませんでした。

あと工学部からの進路の確か80%くらいが大学院に進学している、っていうデータを見てびっくりしました。大学自体にあまり興味がなかったんで、大学院に行きたい理由なんか何一つありませんでした。

それから、僕は授業形式で勉強するのが嫌いなので、1番興味のある分野で大学に入っちゃうとIT自体が嫌いになっちゃうような気がしました。

そういうわけで工学部はちょっと違うのかな、と。

それで、あと自分が身につけたかったのは英語力と、経済系の知識で、行きたかった京大には英語学部みたいなのはなかったんで、経済学部に決めました。

経済学に興味があったというよりも(無かったわけではありませんが)、何か買いたいものがあったときに不自由なく買えるくらいの収入が得られるようになりたかったので、ビジネスまわりの知識がほしかっただけです。

理由その2 . 「経済理系」っていう入試方式が軽量入試だったから

京大経済には「一般」「理系」「論文」っていう3つ入試方式があって、その中で僕が受けた理系入試は、他の学部のように2次試験に理科や社会がありませんでした。センターの比重も低いし、2次試験の科目である国語・数学・英語のうち、国語なんて差がつく科目じゃないと思ってたし、数学は生まれつき人よりできたし、これは自分が本当に習得したい英語だけやってれば受かる、おいしい!と思ったからです。

理由その3. 京大経済は「パラダイス経済」と呼ばれるほど卒業が簡単らしかったから

パラダイス経済、略して「パラ経」では単位が空から降ってくる、みたいな話を高校のときから聞いてました。さっきも書きましたが、授業形式で勉強するのが嫌い(自分の理解度に関係なく相手のペースで進むから)で、そもそも大学で勉強する気はあまりなくて、あんまり大学には力を入れずに軽く卒業証書だけゲットだぜっていう気持ちでした。なので空から単位が降ってくるらしいこの学部はものすごく魅力的でした。

実際、この学部は卒論もゼミも任意だし、必修科目なんてものはほとんどなくて全部自分で決めれます。他の大学にいたわけじゃないので、単位取得の難易度がどうなのかはよくわかりませんが、まあたぶん簡単めなんでしょう。


つまり、そもそも志望動機がたいしたものじゃなかったんです。

で、大学に入ってみると、思ってたよりも自分に向いてない場所でした。本当はこれだけで1万字くらいすらすら書けそうなところを、悪口あんまり言いたくないんで一行にまとめますが、そもそも授業形式向いてないし、自分のやりたい内容と違うことばっかりだし、教材は不十分だし、教授は自分と全然考え方の違うような人ばっかりだし、履修システムをはじめとしたシステムが全然最適化されてないし、教務課に足を運んでも理不尽な対応しかされないし..。

わりとこういうことってみんな思ってることらしいんですけど、みんな涼しい顔で我慢しています。これは性格の問題だと思うんですけど僕はそういうの我慢できなくて、嫌な場所には絶対に居たくないので、とてもつらかったです。

もちろん、大学が気に入らないのなら中退すれば良いわけで、実際何度も何度も中退を考えました。でもその時点でなんのスキルもない自分が大学を卒業せずに食べていける自信が完全にあるわけではなかったし(大学名で雇われたりするのは嫌いだけど)、高校のときに時間かけて勉強してきたのが、大学の卒業証書すら得られないまま無駄になってしまうのも怖かったです。大学入ってからの1年ちょいは、若干鬱病気味だったとも思います。結局、中退するほど強くはなかったので、卒業証書だけは手に入れようとじりじりと在籍し続けて、なんでこんなことやってるんだろうっていう疑問とストレスと戦いながら、莫大な時間と労力を費やしてなんとか単位とって今に至ります。


自分は一体どこで間違ったんだろう、と今振り返って考えてみると、やっぱり思い切って中退しなかったところだろうと思います。前向きに中退して、そのまま一生懸命一つ一つ積み重ねて行けば良かったんだろうな、ってこれからずっと思い続けるんだろうと思います。

あと誤解されないように言っておきたいんですが、大学卒業に直接関係しない大学生活は普通に楽しかったです。

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