Product Managerになって大切だと感じた4つのこと
この記事はProduct Manager Advent Calendar 2016の12日目の記事です。
こんにちは、プロダクトマネージャーをやっています @px1717 です。
学生時代からインターンとして今の会社にジョイン、新卒入社と同時にプロダクトマネージャーになり、現在2年目で日々奮闘しています。
(PMになった経緯は 弊社ブログ 新卒でスタートアップを選んだプロダクトマネージャーのその後 にて)
普段PMをしていて、大切だと感じていることを改めてまとめてみたいと思います。
1. 「視座・視野・視点」 を理解し、行動する
職種や役職、バックグランドによって人それぞれ価値観や考え方は違う中で、認識を合わせて物事を決めていかなくてはいけないので、特に視野・視点・視座を意識してます。
- 視座:どの高さでみているか
- 視野:どの範囲でみているか
- 視点:どの部分をみているか
メンバーを理解する
様々なバックグラウンドや国籍の人がいる中で、最初は何故そういった意見がでてくるんだろう?というのが理解できなかったり、それぞれの視点とかを十分に活かしきれなかったことがありました。チームでものづくりをやっていくなかで、メンバーのことを理解することは大切です。それぞれがもつ「視野・視点・視座」を理解すると、より効果的にチームで働けるのではないかなと思ってます。
決めることの成功確度を1%でもあげるために
「決めること」が仕事でもあるPMですが、経験もスキルもない中で実行するのはすごい難しいことだと感じていました。この判断でいいのか?こっちのほうが良いのでは?作り手のエゴになっていないか?と自問自答の日々...かつ、プロダクトの中でもプロジェクトがいくつもあるとなかなか頭が混乱していきます。
そうした時は必ず、意思決定に足りない部分を各職種メンバーに意見をもらいながらいろんな視点を取り入れ、素早い判断をできるように試行錯誤しています。
2. やったものが成功か失敗かさえもわからないことは大失敗
施策や機能開発をやったときに、きちんと振り返りできていますか?最近特に意識しなくてはいけないことだなと痛感したので、自戒の意味も込めて書きました。
- 成功の定義はできているか?
- その成功の定義はプロダクトの成長(売上)に紐付いているか?
- 成功か失敗を判断しているか?
- その要因を理解して、次に活かすことはできているか?
上記の問いをひたすら考える。何かしら施策をしたときにこれらが曖昧だと、「なんとなくよかったね」で終わってしまう。ビジネスとしてやっているのでそうは言ってられません。
参考
3.「フレームワーク」に溺れない
PMになってから、何をしていいかわからなかったのでとにかく基本的なビジネスに関するフレームワークを覚え、自分で試してみたり試行錯誤していました。
だけど、たまにフレームワークを使うことが目的になっていて、結局何がしたいんだっけ?ってなってしまっていることを見かけます。フレームワークはあくまで思考するための手段で、本質を見失わないようにしなくてはと日々思っています。
4. 余裕をつくることも仕事
日々、追われて余裕がなくなることも多いと思いますが、肉体的・精神的に余裕がなくなると思考の幅が狭くなるし、正しい決断が下せなくなったり、メンバーのちょっとしたアラートを見逃してしまう、自分だけでいっぱいいっぱいになってしまうと、リスクが増えていく一方。
適切な判断をしていくため & 効率的に仕事をしていくために、余裕をつくることは仕事の1つだなと感じています。
最後に:PMはプロダクトの成長のために必要なことは何でもやる
PMにアサインされたときに、最初に思 ったのは「自分の成長はプロダクトの成長」ということ。今でも思っていて、日々自分に対してもプロダクトに対しても向き合い、改善しつづけなくてはいけないなと思っています。そして、足りない部分は何でもやらなくてはいけない。もしくはやらないことを決める。また、自分ができないことは、誰かの力を借りてでもやりきる。
正直、失敗ばかりの毎日ですが、なにかしらPMとして奮闘している方々に少しでも参考になれば嬉しいなと思います。最後まで読んでいただき、ありがとうございました! 🐊🐓