学生でいるのだって、いくつかあるうちの選択肢なんだから。

今日は自分が休学していたときのことを振り返って、大学生活をどう送ろうか悩んでいる人へのメッセージを書きたくて更新します。

「自分、なんで大学に行ってるんだろ・・・?」
 「自分、何が本当にしたいんだろう・・・?」

って悩んでいる人に読んでほしいメッセージです。

大学生だから大学に行かなきゃいけないとは、どこの法律にも書いていない。

こんな発言したら、不良だと思われますかね。

「中学生だから学校に行かなきゃいけない、なんて誰も行ってない。」

こんなこと行ってる友人がいたら、ちょっと煙たがれてしまうかもしれません。でも、今日はそのことについて真面目に書いてみたいです。

新年度が始まって、自分のしたいことや、将来のことを悩みだした人に少しでも聞いてほしいぼくの話です。

どうして、自分は休学したのか。

自分が休学したのは、2015年秋〜2016年春までの半年間でした。
 休学を悩みだしたのは、2015年の6月頃からです。

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当時、ぼくは政策コンテストを企画して、開催する活動を某NPOでやっていました。その活動自体は自分にとって、(自分の創りたいものに挑戦できるという意味で)とてもクリエイティブだったし、一生涯の仲間がたくさんできたし、とてもやってよかったと思える活動でした。

ただ、その前、大学2年生の時から1年ぐらいNPO活動をしてきて、自分のなかに「自分が本当に学びたいことは何なんだろう?」という迷いが生まれてきました。

もともと、ぼくは政治と経営を学びたいと思って、SFCに入ったんですけど、途中からプログラミングだったり、デザインだったり、NPO、社会イノベーション、データサイエンスだったりと他の分野にも興味が出始めて、最初に学んでいたことが本当に自分のやりたいことなのか、自分でもよくわからなくなりました。

そこで、
 「大学にいるままじゃ、3年生になって就活の準備をしなくちゃいけなくなる。」
 「何がしたいのか、たいして決まってもいないのに就活の準備を始めるのは本末転倒じゃないか?」

と、思うようになり、しまいには
 「大学で学ぶより、仕事やプロジェクトをもっとガツガツやりたい。」
 「学ぶ意欲がないのに、大学にいても仕方ない。」
 「休学しよう。」

と決めてしまいました。

いま思えば、大分大胆すぎたのかと思います。

休学して、気づいたことは?

下の記事でも書きましたが休学して、とても充実した生活が遅れました。

新しい年度を迎えることに戸惑ってます…。 — UMINOTE

その中で、自分のなかで変わった価値観がいくつもあります。そのうちのひとつ、今回の題材にしたいのは、「大学は行きたいから行くもので、行きたくないのに行くところじゃない。」という考え方です。

ボローニャ大学って知っていますか?

ボローニャ大学(※ Wikipedia)とは、世界初の大学といわれているところでガリレオ・ガリレイや、コペルニクスを輩出した大学です。

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世界初の大学は今の大学のあり方と違い、「学びたいと思った人々が博識な人物を雇用して、教えを請う」形式で始まりました。

つまり、学生たちが、「自分たちが学びたいから、大学を開き、自分たちで教授を探し大学を運営していた」そうです。

彼らの価値観からすれば、
 「大学を卒業しなくちゃいけないから大学に行く。」
 「大学に行かないと単位が取れないから大学に行く。」というのはそもそも間違っていて、本末転倒な大学ライフです。

ぼくがこの話を知ったのは、休学中のことでした。
 ゼミの先生に、教わりました。

実際に、自分の学びの場所を変えたいと思ってアクションをしてみたりしました。そのことからも多くのことを学びました。貴重な機会になりました。

他にも、大学に行く代わりに仕事をしているなかで、大学にいるだけでは絶対に知ることのないものを見ることができました。

この2つのことを経験して、「ooを学びたい」という学習意欲が育ちました。だから、ぼくは春から復学して授業を受けようと思います。

「大学は行きたいから行くもので、行きたくないのに行くところじゃない。」本当にそういうことです。

もしも、あなたが休学を悩んでいるなら。

あなたにとって休学がベストな手段になるのかはわかりません。学生ひとりひとりに、それぞれの学びのかたちがあるんですから。

ただ、何か悩んでいること、調べても出てこない情報、休学への不安があるなら、ぜひ休学を経験した自分が相談に乗りたいと思います。

学生ひとりひとりの学びのあり方は多様なのに、
 「3年生になったら、就活をしないといけない。」「4年生になったら、就活で学校に行かない。」
 なんていうのは、とても堅苦しくて、貧しい考え方だと懐います。
 (勿論、その選択肢が適しているとご自身で判断する人にとってはいいことかもしれません。全員に適用できるかというと違うんじゃないか? という話です。)

日本は、「こうあるべき」という空気がとても重くて、「あなたらしさ」を大事にしにくい空気があります。
 ぼくは、いまのこの社会のあり方を少しでも変えたい。風穴を空けたいと思っています。

そのために、何ができるのか常々、悩んでいるところです。

大学にいるだけでは学べないものが、大学の外にはたくさんあります。
 どんな職種、職業であれ、「働く」ということで見えてくる問題、世界観。
 「暮らす」ということを自律して行うなかで学べる社会や経済の問題、あり方。
 「大学」という存在をとりまく様々なもの。

キャンパスだけがあなたの居場所じゃありません。
 休学しても、あなたの経歴に傷がつくわけじゃない。

傷つくのは、あなたの夢や情熱かもしれません。

心の底でふつふつと沸いている感情かもしれません。

その人、その人の働き方や、学び方、人生の歩み方を、
 もっと寛大に受け止められる人が増える社会になったらいいなと思います。

だから、
 「自分、なんで大学に行ってるんだろ・・・?」
 「自分、何が本当にしたいんだろう・・・?」
 と悩んでいる人に少しでも、親身になりたいです。いつでも声をかけてください。

それでは、今日はこの辺で。


Originally published at UMINOTE.