新宿から小布施に2泊3日のスタディツアー。

間瀬 海太
5 min readMay 23, 2018

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先週金曜日から小布施町(長野県)に行っていました。

SFCと小布施町が今年度から始めた大学生の起業、プロジェクト立上げを応援する「まろん大学(小布施町新事業創造プロジェクト)」のスタディツアーを開催してきました。

今、「まろん大学」の事務局をしています。

小布施町長宅にて。
小布施の岩松院前

まろん大学は、SFCの「小布施に行ってみたい」「自分のプロジェクトを始めてみたい」という学生を対象に毎月一回、小布施町に2泊3日で行くスタディツアーを開催しています。

参加者にはこれまでキャンパスでキッチンカーを経営していた人や、東南アジアへの渡航スタディプログラムを経営してる人、はたまたこれから小布施の農家とコラボしてプロジェクトを始めようという人やグリーンツーリズム、農家インターンの開催を計画中の学生もいます。

何かをしている、しようとしている人じゃないと参加できない訳じゃありません。むしろ、自分のプロジェクトを持っている人は参加者の3割、4割くらい。

「これから何かしたい」とやること探し、したいこと探しの人もいます。

興味あります?

「oooのため」でなく。

よく地域系のプロジェクトに関わると、「oooのため」のプロジェクトをという話になります。今回の場合でいったら「小布施のためのプロジェクト」を学生につくってほしいかっていうと、そうじゃありません。

学生が自分のしたいこと、やりたいことを追究した先にそれをやる最適の場所として小布施を使ってくれたら嬉しい。

何かをやりたい人を支援するのが「まろん大学」の役割だし、小布施町と大学生を繋げるのが「まろん大学」の目的です。

自分のやりたいことを追究していった結果、それをやる町が小布施じゃなくても構いません。

自分が本当にしたいことを追究してください。

朝食の卵サンド。(写真は一緒に運営している深山のFacebookから。)

本当にしたいことを追究するためのツアー

自分が本当にしたいことって、簡単には言葉にできないものです。

なんなら、いつも一緒にいる友達や家族には話せなかったりする。それなのに何がしたいのか考えてみると、自分が尊敬している恩師や仲間、家族の顔がちらつきながら考えてしまう。

思うに、人は社会の中で生きているから自分のしたいことを考える時に、ついつい身内の価値観に染まって考えてしまうものなんだと思います。

つまり、いつもと同じ場所で、いつもと同じ人達と日々を送る中で本当にしたいことはなかなか突き詰めて考えにくい。

だったら、いつもの場所を離れ、いつもとが違う人達と過ごす中で自分のしたいことを考えてみる時間をつくりましょう。

その点、「まろん大学」のツアーは小布施という空間で様々なゼミ、コミュニティからSFC生が集まります。6月からプログラム内容もパワーアップして開催するので、ぜひご参加ください。

SFCの大学生であれば誰でも参加できます。興味のある人は僕か、関係者まで連絡ください。

ちなみに、金曜14時に新宿に集合して小布施町に着いたのが18時過ぎ。そこで日曜15時くらいまで滞在し、20時頃には新宿に帰ってきたんですが、その後月曜日からはNext Commons Labの拠点に初訪問してきました。

普段、関東にいて現場を勉強したことがなかったので行った次第です。次は6月のオープンラボにも参加します。

Next Commons Labでは、各地の拠点でプロジェクトを始める起業家を募集しています。仕事百科にも掲載されていますのでぜひご覧ください。

今、午後からのSFCの授業に出るため東北を新幹線で南下中です・・・!

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間瀬 海太

あっちに行ったり、こっちに行ったり。フィールドトリップやワークショップを作っています。◆肩書◆学校法人角川ドワンゴ学園 / (一社)小布施まちイノベーションHUB / (NPO)Seattle iLEAP社会起業家育成プログラムAmbassador