実は、今長門市では来年度に向けて「Nセンター」のオープンが計画されているんです。「Nセンター」って何?って人はこちらをご覧ください。
長門市では来年度のオープンに向けて準備が進んでおり、元々キャリア教育をやっていたのむさん(野村勇希さん)が今年6月から移住。
のむさんは元々、北九州市で高校生向けのキャリア活動(カタリバ)のスタッフを経て、6月からドワンゴの業務委託を受けネット教育を活用した拠点施設「長門市Nセンター」の事業マネージャーに。
今年8月に長島町で開催した島TECHを手伝って頂いたご縁から、今回のようなコラボレーションに繋がりました。
長門市の中学生にプログラミング授業。
昨夜、長門市に入り早速ワークショップ当日ということで、休日の長門市役所へ。今回の会場は長門市役所の真横の公民館。
長島町で開発したプログラミング授業のメソッドを長門市でもお試しさせてもらえるのは不思議な縁を感じます。
長島町で使っているのは、まだ日本では認知度の低いツール、「Sphero」。
Spheroはアメリカで生まれたボール型のロボットです。大きさはソフトボールくらいの大きさ。タブレットやスマートフォンを通じて操作することができるおもちゃのようなロボです。
くどくど説明をするより、この動画を見てみてください。笑
きっと僕の説明よりわかりやすいはず・・・汗
操作の仕方はとても簡単。
長島町では小学生向けに月一で授業を届けています。楽しみながらプログラミングの基礎知識を身につけることができるのがSpheroのいいところです。
今日はそのSpheroを使ったプログラミング講座をこれまで島TECHを手伝ってくれた大学生や、iLEAPの現役生、大分県の大学生、N高校のスタッフのみなさんにお力添え頂き、開催してきました。
蓋を開けたら、応募定員を上回る参加者数
13時になって、いざ蓋を開けてみたら、応募定員だった15名を上回る中学生。当日、友達に連れられてきて飛び入り参加をした中学生達が何人かいました。
それでも、来てくれるのは嬉しいもの。
講座は、iPadの無料アプリの使い方をさらっと説明したり、そもそも「プログラミングって難しい」って思ってる中学生たちに「プログラミングって面白いんだ!」っていうイメージを持ってもらうためのお話をしたりするところから始まりました。
まずは、習うより慣れろ。
使い方をいちいち説明しても仕方がないので、簡単な説明をサッと終え、さっそく中学生達にSpheroを動かしてもらっちゃいました。
中学生にやってもらったのは・・・・
前に2メートル動かしなさい。
前に4メートル動かしなさい。
前に4メートル、その次に後ろに2メートル動かしなさい。
前に2メートル、その後に右に2メートル動かしなさい。
2メートルの正方形をSpheroで描いてください。
こんな人間に指示したら、すぐできる指示。
でもそれがロボットだと簡単にはいかないんですね。ロボットは人間の思うように動かないので。でも、それをどうにかするのがプログラミング。
実際のワークショップの風景はこちら。
ワークショップは大盛況!
最後は今日学んだプログラミングが物のインターネット化(IoT)や、なんでも3Dプリンターを使ったりしながら物をつくれる(デジタルファブリケーション)のお話と繋がることをザックリと知ってもらったり、
今、インターネット業界で名を馳せているCEO達も、中学生のような歳の頃からプログラミングを趣味で始めていたらしいって話を紹介したり。
1日、プログラミングを楽しんでもらいました。
長門市のこういった取り組みがこれからも続いて、長門市から未来のエンジニア達、CEO達が生まれていったら最高ですよね。
未来への種は意外に、こういう所から大きくなるんだろうなって思います。
もしも、長島町、長門市を問わず他のまちの方でも、小学生・中学生向けのプログラミング講座の需要があれば、ぜひお手伝いさせてください。
山口県・長門市からでした!!