Webを使ったって、政治はクローズなままだった。

先日、民主党と維新の党が合流し、新しい政党の党名をWebで公募することを発表しました
 国民が選挙以外の手段でも国政に声を届けられるのは画期的なシステムに見えます。
 少し前、オープンガバメントとかに躍起になっていたボクだったらこれはやっているのが誰であっても、拍手していたと思います。
 でも、党名を募集しているページを実際に見てみたらがっかりしました。

オープンな政治ってそういうことだったっけ?

こちら、民主党が新しい政党名を募集しているWebページです。
 ご覧ください。

民主党 | 党名案を募集します : https://www.dpj.or.jp/article/108536

国民が政治に参加しやすくなったと一見、思えるかもしれません。
 でも、この投稿フォームをみて、新しい政党名を考えたい、投稿したいという人がどれだけ生まれるんでしょうか?

本当にいいアイデアはこれで集まるんでしょうか?

自分が前に、
 ゼミでゼミ長選挙を設計、管理のプロジェクトリーダーをしたときは、Webでゼミへの課題意識や個々人のゼミへの要求をきこうとしたら、結果的に投稿されるアイデアの質は下がってしまいました。
 (もちろん、いいアイデアもたくさんありましたけど、投稿数や文章量で主観的に判断しています。)

この体験から学んだのは、
 相手にコミットしたい、しなくちゃと思わせないコミュニケーションは不発するということ。

民主党、維新の党のやり方は、
 「郵便ポストは設置したけど、手紙を出すか出さないかは自分で判断してね。」というやり方。
 本当に必要なのは、
 「国民ひとりひとりに、『自分でもアイデアを出してみたい!』と思わせる工夫」のはずです。

このやり方は、オープンな政治を装って実際クローズな姿勢が変わっていないことを顕にしているんじゃないかなと思いました。

本当に政治をオープンにしたいなら、どうにかしたいと思っている一人ひとりがオープンな人間になるべきで、熟議に耐える姿勢を打ち出していくことが必要だと思います。

この先の動向が今から思いやられます。


Originally published at UMINOTE.

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