Gitcoin Grantでオープンソースプロジェクトを支援しよう!【実践編】
前回の記事で、Gitcoin Grant CLRの大まかな仕組みについてご紹介しました。
今回の記事では、Gitcoin Grantでの寄付の方法について解説をします。
前回の記事で、Gitcoin Grant CLRに興味を持ったけれど、どうやってやるのか分からないと言う方を対象にしています。
第5回目となる今回のラウンドは2020年4月7日が締め切りとなっています。
準備に必要なもの
- PC
- MetamaskがインストールされているGoogle Chrome
- 暗号通貨が入っているMetamask
- Githubのアカウント
※ ウォレット周りの表現などは、一般の人にもわかりやすいような表現を使っています。
ステップ0: Metamaskにログイン
まずは、Metamaskにログインをし、イーサリアムメインネットワークに繋がった状態であることを確認してください。
ステップ1: Gitcoin Grantのページに行く
次に、Gitgoin Grantのページに飛んでください。
Gitcoin Grant : https://gitcoin.co/grant
ステップ1: Githubのアカウントにログイン
次に、Gitcoin Grantのページの右上のGithubのロゴから、Githubアカウントでログインをしてください。Gitcoinでは、GithubのアカウントをログインIDとして使っています。
Githubのアカウントをまだ持っていない人は、Githubのホームページから無料で作成できます。
Github: https://github.com/
ステップ3: 自分が支援をしたいプロジェクトを探す
色々なプロジェクトのページをブラウジングして、自分の興味のあるプロジェクトを探してみてください。
以下のようなカテゴリーで分かれているので、自分の興味のあるテーマにソートすることができます。
今回は新型コロナウイルスの感染拡大防止のためのプロジェクトを支援するHealthと言うカテゴリーが追加されました。
Tech
- Security
- Scalability
- Defi
- Education
- Wallets
- Community
- Eth2.0
- Eth1.X
Media
- All
- Education
- Blog
- Notes
Health
各プロジェクトページのDescriptionというタグをクリックすると、プロジェクトの詳細を知ることができます。
ステップ4: 支援したいプロジェクトページにて寄付
Fund this Grantのボタンを押すとページが遷移し、支払いの詳細ページに飛びます。
このページで、支払う額、支払うトークンの種類、単発か毎月サブスクリプションかどうか、公共財への寄付としてふさわしいかふさわしくないかなどの選択をします。コメントを残すこともできます。最後にネットワークへのガスの手数料を設定して、最下部のContribution to Grantのボタンを押します。
その後、メタマスクに署名をする画面がポップアップで出てくるので、トランザクションに署名をすれば支援完了です。
さいごに
実は、私もDeFi IndonesiaというプロジェクトをGithub Grantにてクラウドファンディングを募集しています。
こちらは、インドネシアでDecentralized Finance(分散型金融)の教育を現地の人に提供するコミュニティです。インドネシアではまだ人口の66%が銀行口座にアクセスができず、金融課題がとても大きいです。DeFiは、ブロックチェーンの力で金融包摂を実現する可能性を秘めています。そんな金融課題のある地域で、DeFiへの理解と活用を広めることを通じて社会貢献および暗号通貨技術の社会実装を前に進めたいという思いで毎日現地で奮闘しております。
1DAIからの支援でも大きな意味を持つので、プロジェクトに賛同してくださった方は支援をしてくださると大変幸いです。
DeFi Indonesia : https://gitcoin.co/grants/606/defi-indonesia?tab=activity