ワトフォード戦備忘

解説どおり3バック、デンベレとキャロルは入れ替わりつつ左はデレアリ、右のラメラ。心象:CHやWBから前方へのパスが少なめか。ワトフォードの守備がタイトな為、出し手と受け手の工夫が必要に感じられる。

キャロルについてはミドルサードでボールをカットされるシーンも目につくが、一方でトリッピアへのミドルレンジのパスは見事。デンベレにもう一工夫を求めるのは難しいので、キャロルから2列目やケインへの配給を期待したい。

44分、デンベレからエリクセンに交代しアリを一列下げる。デンベレが怪我明けで中一日だったこと、前線でボールを引き出せる動きを出来る選手が必要だったので、今思えば好手。前半に比べて3列目へのプレッシャーが少なくなったように見えるのは、2列目との距離感がよくなったからだろうか。3列目に移動したアリは基本的にセーフティー・ファーストでキャロルの攻撃参加を促しているが、球際でまずまずの巧さをみせ好印象

アケが退場し10人に。キャロルからソンに交代し勝点3をとりにいく。左エリクセン、中央ソン、右ラメラ、3列目?にアリ。セットした守備ではローズをSBに下げて、ダイアーかトビーのどちらかが中央を補助。アリが左サイドを上がれば、エリクセンが中にカバー。左サイドの上がりで角度を作り出すことも可能に。ソンへのスルーパスは、そうした作業から一定の効果を出したもの。アリが縦を突いて角度を作り、エリクセンに戻してソンへスルーパス。これは既知のとおりゴメスがキャッチ。

80分更に攻め手を緩めずアリからシャドリへ交代。中盤センターのメイソンではないのは何故かなと思ったのだが、交代する数分前からアリがサイドに周りエリクセンがセンターに入りサイドの幅を使っての打開策を模索していたので、合点がいった。ライブで見た時は攻め込まれる時間が続いたので身体の強いシャドリを入れたのだと思い、悪手ではないににしてもイマイチな采配に感じたのだが、幅を使いつつ攻撃したいという意図を持った交代であった。しかしながらワトフォードの攻勢を許し苦しい展開、特にワトソンのCKは脅威でこんな秘密兵器までいるのかと驚かされる。

改めてゴールシーンまでの道筋を見ると綺麗。最終ラインで回したパスをロリスが受けるとディーニーがフォアチェックをかけ、いつも通りロリスが焦ってキック。ベーラミに奪われるもトラップが大きくなった所をシャドリが奪いセンターサークル付近で待ち構えていたケインへ。ケインを追い越して左サイド深くに侵入したラメラへ展開し、ラメラがディフェンダー数枚引き付けつつ後方から上がってくるエリクセンへ預ける。更に回りこむように走りこみワトソンを剥がした所にエリクセンからダイレクトの折り返しを受ける。これで左サイドへワトフォードの選手を集める作業は完了。ラメラから右に上がってきたトビー。更に丁寧にトリッピアへと繋ぎクロス、という流れ

イガロ、ディーニー対策の3バックなのか、両サイドの攻撃力を使う3バックだったのか??

疑問はこの点で、流れの良い状態でフォーメーションを変える必要はないし、3バックによって安定したかは正直分からないというのが感想。一方サイドの攻撃力、特にローズの縦の速さは上手く活かしきれなかった。ローズは速いけど、速いままキックしがちで安定しないという問題点があるのだが、もっと中よりのコースを使えるように連携が取れていたかといえば、そこは駄目だったので、その点はチームの上積み課題と捉えましょう。

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