デメ研の最初のスローガン

1996年のスタートの時に思ったこと。


デメ研が会社登記したのは、1996年。インターネットがはじまりつつある時代でした。もともとは横浜のコンピュータ専門学校で、新設科の立ち上げプロデュースをしていた橘川が、その学校の中で作ったものですが、それまでの橘川幸夫事務所も合流して、デメ研になりました。

そこで会社案内を作ったのですが、会社の方針は以下のようなものでした。

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お金になる仕事。
お金になるかもしれない仕事。
お金にならないけど、やらなければならない仕事。
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このスローガンに対して、「仕事とはお金を儲けること」としか理解していなかった人は、冷たい視線を僕に投げかけましたw

僕は、組織も個人意識の延長だと思っています。人間であれば、損得勘定を抜きにしてでもやらなければならないことがあるはずです。社会的人格である会社も同じだと思ったわけです。

もちろん、そればかりでは人間も死んでしまうので、この3つの軸のバランスが大事だということを言ったわけです。バランスをとってきたつもりですが、社会構造の悲劇的悪化で、お金になる仕事は激減し、お金にならないけどやらなければならないことが激増しています。

まあ、仕方ないか(笑)

今年になって、デメ研のこのスローガンのことを言ってきた人が二人います。いずれも新しい仕事の模索を開始した人たちです。とても嬉しい。社会は、会社の裏返しです。まず自分がどういう会社に所属するのか、どういう会社を創りあげるのか、そのことを通してでしか、人間的な社会は実現出来ないと思います。

みなさん、今日も、仕事を頑張りましょう。