ベルリンに住んで理解した6個のこと

meyco
meyco
Dec 26, 2018 · 6 min read

ベルリンに住んで10ヶ月がたちました。住むまで気づいてなかった事、住んでから気づいた事を書きたいと思います。

なお、現地の会社に入っているわけではないので、日常生活&コワーキングでの所感です。

ドイツ語を勉強しないと、輪に入っていけない時がある

これは何度も、そして今でもぶち当たってる壁です。

若い人や学生は英語を話してくれるのですが、ドイツ人同士で話す時は基本的にドイツ語なので、本当に何を言っているのかがわからない。

仲のいい友達なら「今はね、こういう話をしているんだよ」と説明してくれますが、それが常に有るわけではありません。

もちろん、ドイツ以外の国から来た人たち同士でつるむのであれば、英語で全部コミュニケーションでとることも可能です。

しかし、ここはドイツで、その文化を理解するには、その国の母国語が必要だと思います。

英語だけで生活するのはやっぱり難しい

よく考えれば当たり前といえば当たり前なのですが、ここはドイツであり、母国語はドイツ語です。

スーパーの品物は全てドイツ語表記だし、病院の電話予約もドイツ語です。(たまに英語が喋れる受付の方が居る)化粧品さえもまともに正しいものが買えない。目的の物を買うのに、3回は失敗すると思ったほうが良いです。

また、スーパーのレジでは「レシート居る?」も聞き取れず、「何でドイツ語しゃべれないのよ・・・」と聞こえないと思って眼の前で嫌味を言われることもしばしばあります。(実際聞こえていなかったのですが、一緒にいた友達が気付いて言い返していた)

本当に仕事だけなら英語で過ごす事もいいかもしれませんが、日常生活のバランスが取りづらくなることは覚えておいたほうが良いと思います。

英語だけで生活すると決める場合、少なくとも語学がB2かC1レベルが無いと正しい情報を探すのが難しいです。

それ以下の語学レベルの人が言ってることは、間違って理解してることがあります。自分がそうだったので。英語も聞き取れない、ドイツ語も聞き取れないとなると、正しい情報が何処に有るのか探すことができません。眼の前の情報にも気づかない。そういった原因があるので、ネット上で日本語で国外の情報を探す時は、注意をしてください。

日本語で探す他に、英語やその国の言語などでも探すべきです。日本語だけで探すのダメ。絶対。

または、ベルリン公式の情報をリファレンスとして確認する癖をつけておく事をお勧めします。探すと色々とあるようです。

All About Berlin

正しい情報を探すのにドイツ語が必要

ここは日本っぽいなと思ったのですが、どうやらドイツ語と英語で情報が分断されているらしいです。英語では、世界中の人間を含む、外国人が書いた内容が沢山出てくるのですが、ドイツ語で検索すると、ベルリンのディープでお得な内容が沢山出てきたりします。

ドイツ語が出来ると、圧倒的に安かったり、良いサービスが受けやすくなると思いました。

なのでドイツに住むにあたり、ドイツ語を勉強する事は全くマイナスにならないです。あるとすれば、語学学習に多く時間を払う事だけかなと思います。

仕事について

まだ、ベルリンで仕事の情報について集めだしたばかりなのですが、いくつかミートアップや作業会に行った感触を記載しておきます。

日本以上の学歴社会

ベルリンでは、大人になってから大学に行き直している人が多くいるようです。

仕事を探すにあたり、そういったデザインやプログラミングを専攻している大学院生、博士課程の人達と席を争う事になります。

しかも、ドイツ語ネイティブ、英語ビジネスレベルの人間達も中にはいます。

中国、韓国などのアジア系の人間も多く、アメリカの大学を出てからドイツに来た。と言う人とも数名出会いました。

そういった人と、今のスキルセットで戦えるのだろうか?と考えました。また、ベルリン(ドイツ)はEU全体から優秀な人が集まって来る傾向があるため、言語だけで言うとトリリンガル、マルチリンガルレベルは普通です。

もちろん言語が全てでは無いですが、なぜこんなに気にしているのかと言うと、私はデザイナーであり、他人に何かを伝える能力は仕事をする上でのベーススキルだからです。

そう考えると、日本はイージーモードだったのだなと思います。母国語だし、学歴は関係ないし、マルチリンガルである必要もない。スキルセットよりは、最近は「有名であるかどうか」(有名の理由によりますが)で判断される事が多いと思いました。

もちろん、日本もレベルがとても高い方は多いので誤解しないでほしいです。

ベルリンクリエイターコミュニティにブロガー枠がない?

これは、まだ私がドイツ語のコミュニティに入れていないので、勘違いをしているかもしれないです。少なくとも、ベルリンのIT系で英語圏のコミュニティには、ブロガー枠というものがないようです。(もっとよく探せば居るのかもしれないですが)

これは、日本とかなり違う部分だと思います。そしてベルリンに来てよかったと思う理由の一つでもあります。

ベルリンで、クリエイター系コミュニティで最初に出会った時に100%聞かれるのが「君は今、何を作ってるの?」です。ここで出すものがないと、本当に相手にされません。

日本では、「○○のブログを書いた▲さん」のような紹介の仕方、され方が存在しますが、こちらでは今の所聞いたことがありません。

個人的には、この日本の「ひたすらIT業界で有名になるために書いているブロガー」という様子がクリエイターにとって非常に歪んだ構図だと思っているので、ベルリンの実力主義の感じが正常なのではないかな?と思いながら過ごしていいます。また、変な張り合いが無いのも、精神衛生上は良いです。

(もちろん、日々切磋琢磨されている方の貴重な技術ブログ自体は私も見てるし、ありがたく参考にしています!)

さらに、日本では重視されるtwitterアカウントも一切関係ありません。聞かれたことがないです。聞かれても、日本人にしか聞かれたことがない。

こちらでは「ネットで有名な人」は全く意味をなしません。何処かにいるのかも知れませんが、私はまだベルリンで有名な人というのを見つけられていないのかもしれません。

さいごに

いまのところ、私はベルリンだとストレスは言語部分だけなので、楽しく過ごせています。理由は、言語部分は自分の実力でどうにかなる問題だからです。英語がこれ以上勉強が辛かったら、すぐドイツ語を始めようと思っています。

他に、何らかの外部的原因でベルリンでの生活自体が辛くなった場合、他の国に移動するか、一度日本に帰ることも視野にいれています。逃げ道があるので、精神的に追い詰められているという事もありません。

上記で書いたことも間違っている部分もあるかもしれません。一度ドイツ語や英語で調べ直してみると、また新しい発見が有ると思います。もし、ベルリン在住者で「これはちがうよ!」という事があれば、教えていただけると助かります。

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Written by

meyco

Media & QRcode Artist. & Mobile UX/UI designer. ex- StudySapri. In Berlin🇩🇪 Design/Quality Assurance/ Produce/Illustration/Story and Unity Game Developer

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