new home

家を、建てました。

引き渡しまで1ヶ月を切っている段階ですが、なかなか満足のいく家づくりとはいえない結果になってしまいました。

残念です。

後悔の一つは依頼先。

夫の両親が、私たちの住宅建設にとてもとても積極的で、私の妊娠を機にその熱をさらに燃え上がらせ始めました。

休みの度に住宅展示場に赴いていたらしく、各社の工法から外壁素材から、重たいパンフレットともに有り余る情報を提供されてきました。

私たち夫婦は、知り合いの紹介で、センスの良さそうな建築事務所をピックアップしてみるのですが、夫の父親にとっては、ネームバリューが低く不安な様子。

話し合いが煮詰まらないうちに、私が里帰り出産のために夫と離れ、夫だけでは複数者を比較するだけの機動力に欠けることもあり、結局は夫の父親が納得する木造建築大手のハウスメーカーに依頼先を決めてしまいました。

木造建築にあたたかみを感じることと、災害が大規模化する昨今、しっかりした構造らしいことが、私なりの判断基準ではありました。

おそらく構造上は安心していいのだと思いますが、出産間近ということも検討材料が少なかったと反省しています。

もう2〜3社にプランと見積りを依頼してみるべきでした。

そもそも、

なぜこんなに夫の両親が絡んでくるかというと、夫の父親の土地を譲り受け、住宅を建設することになったためです。

そう、後悔の二つ目は建設場所。

夫の父親は地主らしく、自宅周辺に土地を所有しています。その一部を譲り受けることになったのですが、候補地はどこも狭小と言わざるを得ず、結局、夫の実家に一番近い土地が、なかでも最も広い、ということで選択に至りました。

土地をいただけることは、経済的にとてもありがたいこととは思いつつ、やはり近過ぎた、と悔やんでいます。

今後、夫の両親がわたしたち、というより孫に会うために、頻繁に訪ねてくるのではないかと、憂鬱になり始めています。

当初は、共働きの私たち夫婦以外に、子どもを近くで見てくれる親族がいることを心強いと思っていましたが、子どもが泣いただけで狼狽える様子を見ていると、気が滅入ります。

住宅建設に関わる、夫の両親の干渉の強さも想定を超えていました。

着工後、毎日の工事の様子が夫の父親から知らされることになり、なんだか自分の家ではない感覚が持ち上がってきました。

ちなみに建設場所は、私たちが今住んでいる賃貸住宅から車で1時間半はかかります。ハウスメーカーとの打合せ場所も建設場所の地域ということで、毎週末の打合せの度に、乳飲み子を抱えて小旅行、という状況でした。

今思えば、土地があるからといってすぐに新築を考えずとも、候補地の近くに一度賃貸なりで住んでみて、打合せや工事立ち会いにも距離的な余裕を持つべきでした。

後悔の三つ目は、打合せ人数です。

ハウスメーカーとの打合せには、必ず夫の両親が同席していました。

夫の父親の土地を譲り受けるので、土地関連の話は通す必要があるとは思うのですが、毎回当たり前のように同席されるとは思っていませんでした。

乳児を連れての打合せになるので、打合せ中は夫の母が子守りをするつもりでいたようですが、乳児にとっては実の母親でないと収拾がつかないことが多いのです。私が抱っこなりおんぶをしていれば、おとなしいものでした。

また、夫は決断力に欠け、自分の父親を頼り切っているきらいがあるので、特に構造に関わる項目で、父親にアドバイザーとしての意見を求めたかったようです。

夫の両親は安全安定志向で、見映えや独創性よりも造りの信頼性を重視する性格ですが、私たちは独創性を求めたい、という時点で歯車は噛み合わず、こだわりたいポイントも異なります。

夫の両親は、打合せの途中に別項目の話題を挟み込み、結果、打合せ時間が延びてしまい、フラストレーションがたまっていました。

打合せの度にたまる、疲れとフラストレーション。

工事が進むにつれて募る、不安と不完全燃焼の想い。

家づくりは焦るものではないことに、改めて気づかされました。

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