英語を身につけるためにUXが教えてくれたこと

UXを自分の言葉で説明する試みは、新しい事を学ぶモチベーションになると教えてくれた

(This is translated from original article by Fabricio Teixeira)

São Paulo, Brazil (photo: Felipe Borges)

まずは、簡単な僕の自己紹介から。僕はブラジルのサンパウロに生まれ、人生のおよそ20年以上をそこで過ごした。ブラジルではほとんどの人がポルトガル語を喋り、英語を流暢に話せるのは人口のわずか3%以下だ。

ブラジル人は、学校で必須英語教科を取るが、いくつかの理由(不完全な教育システムや、英語に触れ合う機会の少なさ)で英語を十分に学ぶことはできない。 英語の平均レベルが低いため、ある人は語学学校ですぐに優等生であるとみなされる。しかし、英語圏へ行き、公用語が英語となれば、自分が「5つ星」や「優等生」のレベルから到底程遠いかを悟るだろう。

Paulista Avenue, São Paulo (photo: Marcos Lamego)

僕たちはラジオでアメリカンミュージックを聴くようになり、ハリウッドムービーを見るようになる(字幕と英語音声でね)。しかし、文法や語彙力、そして文化的な背景知識がなければ、それはほとんど戯論かただの雑音となってしまう。

それから、UXの仕事につくんだ。

“Normalmente se tem como base a aniquilação de alguns requisitos como uso de cores e imagens reais, utilizando-se somente blocos para representar os espaços e tipos de conteúdo. Quanto mais detalhada a informação, melhor a interpretação do especialista. Wireframes também podem servir como guia para que os desenvolvedores saibam o posicionamento correto dos objetos.”

これは、デザインプロセスにおけるワイヤーフレームの役割について、ポルトガル語で書かれた記事の引用だ。きっとあなたは賢いから、ポルトガル語に馴染みなくても、いくつかの言葉を理解できるだろう。そこに大きなチャンスがある。もしこの記事を読んでいるなら、あなたは既にワイヤーフレームが何に使われているかを知っているということだ。

しかし、もしあなたが関心を持ち、ほとんど知らない規則や法則を学ぶための唯一の手段が、これだけの情報だったらどう感じるだろう?

私のメンターが送ってくれたどのUXブログやウェブサイトは、すべて英語で書かれていた!どの一つとして!

2005年、私はブラジルの大きなデジタル広告代理店で働き始めた。ポルトガル語で書かれているコンテンツはほとんどゼロに近かった。そして、私のメンターが送ってくれたUXブログやウェブサイトは、すべて英語で書かれていた。

1週間に何時間も英語を読み聞きすることに、頭痛を覚えたのを置いたそしても、それはかなりの大変だった。書くことはできても、賢い考え方を学ぶことは、ノンネイティブスピーカーには難しいことだったんだ。

完璧に英語を理解できないことは、僕をUXから遠ざけた。これを変えるために、何か行動を起こす必要があった。

読むという習慣を作った

何かを解決するために行うべき一番の方法は、始めることだ。それ以外には本当に何もない。その点においてGoogle Readerは僕の一番のパートナーになった。そして、毎日8〜9時の時間を常に開けておくことが、僕に必要なことになった。

毎朝、少なくとも1時間は全てのフィードを読むのに使い、慎重にそれらをフォルダーに分けた。ユーザーエクスペリエンス、科学、投資、芸術…そしてミームなど。

UXの根源となるワードだけではなく、関連するあらゆる言葉で頭をいっぱいにする必要があったんだ。

毎週土曜日の朝、その週読んだ記事を見返すのに3時間以上を使った。そして、自分で翻訳して、記事をポルトガル語のUXブログにまとめた。学んだことを記事にするのは、パズルの1ピースを埋めるように重要なことだった。一つのコンテンツを、自分が親しんでいる言葉で説明し直す時、あなたは伝えたい複雑な部分と、その意味を十分に理解しなくてはいけない。

そのブログを通して、英語が得意でない他のブラジル人デザイナーの手助けをすることができたと思う。

表現を理解する

  • “…and run a ballpark estimate to avoid surprises later on…”
  • “…to set up a touch base with the team every morning…”
  • “…make sure you cover all the bases in the design process…”
  • “…be able to handle curveballs right off the bat…”

これらの表現は、単に独立した言葉ではない。もし君がサッカーに親しむ国に生まれたなら、これを読むのに一苦労するだろう。

僕はこれを「ベースボールイングリッシュ」と呼びたい。つまり、アメリカの文化を味わい、そこで住むようになれば、君はそのそれぞれの表現を理解し、リスペクトするようになるということだ。

So many curve balls, so little vocabulary (photo: Paul Lim)

つまり、文化的な表現というものは、私たちが考える以上に書くことに深く入り込んでいる。私が見つけたあらゆる種類のUXの記事は、アメリカで生まれ育ったデザイナーや著作者、そして思想家によって書かれている。つまり、アメリカの本や映画、映画や音楽、軍事、歴史を理解することを避けることはできない。

コピーして、新しいタブを開き、引用マークをつけ、貼り付け、もう一度引用をマークつけ、エンターを押す。

馴染みない新しい表現に出会うたびに、一度立ち止まり、それをググり、言葉の意味を理解するために、記事を読むことから何度も離れた。

UXを学ぶことは、僕が思った以上に非線形的だった。それと同時に、ワイヤーフレームを学ぶ以上にエキサイティングだった。

そしてついに、人に会う学ぶ旅に出るんだ。

発音とイントネーションを学ぶこと

英語を読むのはただの始まりに過ぎず、一番簡単な方法だ。会話をしたり、ポッドキャストを聞いたり、インタビューをしたり、ユーチューブを始めるのはどうだろう?新しい言語を聞いて、発音し、同じようにチャレンジしてみるのはどうだろう?

動画とオーディオコンテンツを通して、記事を読むだけでは得ることができないUXの新しい側面に触れることができた。魅力的な新しい世界は、僕の前に開かれていたんだ。

UXカンファレンスやイベントの動画を見ることは、自分のリスニングとスピーキングの自信をつけるのに非常に役立った。”ecosystem”をどのように発音する?話す時と、書く時の表現の違いはどうだろう?イングリッシュスピーカーがデザイン批評をする時に使うイントネーションは?

字幕がある、もしくは字幕切り替えができるビデオを作ることに僕は決めた。話している言葉がわかるまで、動画を何度も再生したり、ポーズしたり、喋った後に巻き戻しを繰り返した。

発音の仕方

文章の間合い

歯と口の間から出る息出ない息

トピックを変えるときの、イントネーション

Dan SafferJesse James Garrett,、Jared M. SpoolBrad Frost、彼らは僕に英語とUXを教えてくれた。それに関して彼らに感謝しきれない。

何よりうれしかったのは、それは時間と共にどんどん上手くなっていったことだ。

ネイティブスピーカーに会うこと

UXカンファレンスとミートアップは、他のUXチームが何をし、自分の学んでいる分野がどこに向かっているかを知るだけに留まらない。異なる文化と専門分野を持つたくさんの人が出会う、とても素晴らしい機会だ。

Photo: desAsuncioner

英語での会話に自信を持てるようになると、他の国で開催されるUXカンファレンスに参加した。キャリアの早い段階で、いくつかのネットワーキング経験ができたのは、とても革新的な事だった。カンファレンスや討論会、ビデオ電話、オンラインチャットで、世界中のデザイナーと意義ある会話ができたことで十分に自信がついた。

UXを学ぶ経験から、私は今2つの教訓を得ている。

言語を学ぶことに終わりはない

何年か後、僕はアメリカから仕事のオファーをもらった。新しい国や文化、仕事環境への移行はかなりスムーズだった。キャリアの1年目に既に言語の壁に追突していたからね。

真実というものはつまり、君は言語を学ばない日はないということだ。今日少なくとも週に一回は、自分の馴染みない言葉に出くわす。これは決まり文句に聞こえてしまうけど、君が新しい語学スキルに自信を持った時に必要なアドバイスは、やっぱり好奇心を持ち続けることだ。

馬鹿げた質問をすることに、恥ずかしがってはいけない。

もし、ある言葉の発音の仕方がわからなければ、騒ぎたてよう。ジョークを言おう。自分の発音を面白がろう。場を和ますんだ。ネイティブになりきらないことは、僕がたどり着いた一つのアドバイスだ。

情熱が全て

他のキャリアにおいても、いま述べてきた事は同じだと思う。君が新しい言語を身に付けようとする時、新しいプロトタイピングツールを学ぶ時、新しい文化に飛び込む時、ただ単に自分のユーザーを理解しようとする時、結局は君の短い期間の目的と、長期的な情熱との関係を見つけることなんだ。僕の場合、組織を作ること、そして続けることに時間をかけた。

もし、同じような経験をしているなら、下でコメントを残してほしい。

P.S: 僕はここでボルトガル語でブログを続けている。自分が学んだことをUXコミュニティーで共有することが、まさに僕が見つけたやり1つの方法だ。

読んでくれてありがとう。

(Thanks to Fabricio Teixeira and uxdesign.c.c for forgiving me publishing this one. I will start my career with this article which will continuously pushes me up! Translated from original by mimizunomizuno)

UI/UX Designer, currently intern at Baseconnect in Kyoto. Portfolio: https://mimizunodesign.com/

UI/UX Designer, currently intern at Baseconnect in Kyoto. Portfolio: https://mimizunodesign.com/