DIGITRUST ID/Unified ID MeetUp #1

開催までの経緯

1/3にAdExchangerから、 Open Online IDs Compete To Be Ad Tech Standards(オープンオンラインIDがアドテクの標準をかけて競争)という記事が掲載されたのが始まりでした。

OpenなOnline IDが紆余曲折を経て LiveRampIdentityLinkThe Trade DeskUnified IDIAB Tech LabDigiTrust IDに収斂していることがまとめられており、なるほどなとなりました

次が2/4のDACさんのプレスリリースです。

DSP「MarketOne®」およびSSP「YIELDONE」、グローバル基準の共通Cookie IDソリューション「DigiTrust ID」に国内初対応

DSP/SSPのソリューションを提供しているDACさんが、DigiTrust IDをサポートするのは確かに理にかなってるなとなりました。

最後が(そして極め付きが)、2/27のDAC 原田さんによるDigiTrust IDの解説記事です。

なにこれ、チョーまとまってるじゃん。というわけで、これは原田さんに小一時間話を聞かなくてはと、私の興味は高まりました。

これはすごいぞと騒ぎだしたら、どんどん賛同者が増え、fluct望月さんがハコを用意すると言ってくれたり、TTD新谷さんが俺も話すと言ってくれたり、Rubicon Projectヨンさんも話してくれることになり、IAB Tech LAB松原さん(YJから出向)も話してくれると大騒ぎになりました。

FacebookとCompassでイベント準備して、ボードミーティングと称してスピーカー飲みやって方向性を決めたりしてたら、参加希望者が130人に膨れ上がりました。

MeetUp #1

というわけで、VOYAGE GROUPの会議室に100席椅子を並べてMeetUpが始まりました。

Speaker

  • The Trade Desk Japan株式会社
    Country Manager, Japan
    新谷 哲也さん
  • D.A.コンソーシアムホールディングス株式会社
    テクノロジー&データ戦略センター 広告技術研究室
    原田 俊さん
  • ルビコン・プロジェクト株式会社
    カントリーマネージャー
    ソン ヨンさん
  • Board of Directors of the IAB Tech Lab
    ヤフー株式会社 メディアカンパニー 事業開発本部
    松原 愛さん

Facilitator

  • 株式会社fluct
    取締役
    望月 貴晃さん

気付き#1

Unified IDはThe Trade Desk IDだったってこと。特別なIDソリューションを作りましたってことじゃなく、The Trade Deskが管理しているIDが、Open Online IDとして十分な量がありますってことでしたと。つまりはデファクトスタンダードだったんだと。

気付き#2

すでに日本上陸してるってこと。Rubicon Projectや、他のHeader Biddingを提供している海外プラットフォーマーは、そのHeaderタグ(Prebid.js)を使って、Unified IDやDigiTrust IDを既に日本の在庫に付与していたってこと。

気付き#3

IAB Tech Labに松原さんがいたってこと。IAB Tech Labは、WGもいろいろあって興味深いんだけど、日本の人がどうアプローチしていいのかが説明しずらかったのですが、松原さんに相談すれば良かったんだってこと。

気付き#4

DigiTrust IDは、First Party, 3rd PartyでのIDの付与やCMP(Consent Management Platform)の仕組みを提供しているってこと。特にCMPは今後考えてかなきゃならないところ、まるっと提供されてるってこと。

気付き#5

Unified IDはPublisher/Platformerともに費用は掛からず、DigiTrust IDはPublisherは無料、PlatformerはIAB Tech Labへの加入と、DigiTrust IDのサービス利用料がかかるってこと。でも、両方合わせても、エンジニア1/2から1/4の人月コストしかかからないってこと。

まとめ

DigiTrust ID/Unified IDともに、日本でも展開が始まっていて、知らずに使っているパブリッシャーさんや、広告主さんがすでにいる。やろうと思えば、思いのほか簡単にやり始められる。ユーザー体験の向上や、Sell/Buyの売り上げ向上に、これらIDは大きく寄与するわけなので、すぐに考えた方がいいと思いました。また、MeetUp後半の懇親会では名刺が飛び交っていたので、日本でもいろいろ始まると思います。