2018年のディストロの考え方

あけましておめでとうございます。

以前より週一で行われている3LAミーティングでYASSさんよりお勧めされた本『ISSUEからはじめよ』がとても良くて、うえちさんともいろいろ話をしたり、考えることが一気に増えたから自分でも脳みそが活動的になったという実感がある。で、本の内容とは外れているようでリンクするのだけれど、一連の考えをまとめた結論としては、「コーヒー屋とレコード屋と図書館が人類を救う鍵になるのでは」と今は思っている。

人工知能、そしてシンギュラリティ、高齢化社会、ベーシックインカム、貧困層の拡大…世界、日本にこれから確実に起こる未来の事に対して、DIYパンクの立ち位置から社会に対して価値のあるアウトプットができそうな気がしている。ただそこに至る考えについてはまだテキスト化できないので実践していくしかないのだけれど、2018年の方向性は確実に見えていて、それはテクノロジーや世の中の流れを無視しては成立しない。

あと、演劇家の平田オリザの本「演劇入門」もよかった。こちらは別口で読んでいた本だったけど、偶然にも「ISSUEからはじめよ」と背景としては繋がった。演劇の本だけれど、芸術全般に当てはめて語る事のできる要素は多い。特に身体が持つ文脈の話や「対話」についての項はとても参考になった。「対話」でない言葉はたいていは「演説」か「独り言」なのだという考えには同意できる。3LAミーティングも、翻訳作業でのうえちさんとのミーティングも、デザインのスーさんとのミーティングも、自分たちをドライブさせているのは「対話」に他ならない。対話の質でアウトプットの質が決まって来るんじゃないか。そう考えると、過去の様々な出来事にも思い当たる節はある。では「対話」とは何か、というところなんだけど。合理化されたコミュニケーションは、やりとりしているようで一方通行だ。まるで、ステージからフロアへ、一方的に爆音が鳴るライブハウスのようだ。そんな風景を2017年のSNS上ではたくさん見てきた気がする。自分たちの考え方や、かっこいいと思っている音を誰に届けるべきなのか、再度深く考える必要がある。

2018年の指針のひとつは「あの頃のスタジオライブ」だ。オルタネイティブということだ。激情ハードコアの本質だ。それが大きな意味を持つはずだと、今は思っている。

Like what you read? Give mstn a round of applause.

From a quick cheer to a standing ovation, clap to show how much you enjoyed this story.