ザ・ノンフィクション 終末期医療Hacks

mopemope
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Dec 21, 2018 · 5 min read

はじめに

あらかじめ書いておく。
ここに書かれていることは、とある知人から聞いた話である。
介護していても終わりが見えそうで見えない。そう重い気持ちを抱えている人も多くいることでしょう。
彼は認知症の介護、そして終末期、看取りを行ったらしくその時の経験談を語ってくれた。
そういう人達に何かの参考になればと思う。

終末期とは?具体的にいつか?

人間いずれは死ぬ。
しかし死に方はいろいろある。段階を踏んでいく場合もあればいきなり、ということもある。
死、すなわち人として最期を迎えるということは誰にでも訪れるものである。
では何を持ってもう最期というべきなんだろうか?

確実なラインとして自分で食事ができなくなった時、というのがある。
その場合には介護する側も介護される側も覚悟をしなければならない。

食事がとれないというとものすごい老衰してるようなイメージがあるかも知れない。
だが機能低下によって誤嚥性肺炎などが発生すればこのラインに容易に達するのである。
認知症患者で機能が低下するとこの誤嚥性肺炎が起こるケースがある。

この状態になると介護老人保健施設、いわゆる老健でも対処できなくなり施設にいられなくなる。
既に特養(特別養護老人ホーム)に入所されてれるのであればまた別であるが。

もちろんこれはどう対処するかによって変わってくる話ではある。
多くの場合は以下の選択を迫られることになるのではないかと思われる。

1. 老健側の関連病院などで胃ろう手術をして戻ってくる
2. 別施設への転院

ここまでくると今後の選択は各介護者の判断になってくることが多いと思われる。
心身の状態にもよるが、胃ろうをしてまた胃ろうがとれるようになるようなケースは少ない。
多くは胃ろうそして寝たきりというふうに推移していくのではないかと思われる。
これを延命ととるか否かは別として2.のパターンを選択した場合にどのような事を行う必要があるのか考えてみたいと思う。

看取り、終の住まいを探す

自分で食事をとれない状態で胃ろうをしないとなると栄養がとれないということになる。
そうなるともはや先が見えてしまう。つまり死だ。

さて、では問題として終末期、看取りをしてくれる場所が存在するか?ということになる。
つまり胃ろうもせず衰弱死していくのを見届けてくれる場所が日本にはあるのか?

答えとしては日本では存在しないことになっている。
つまり、なんにもしないで放置していていいなんてことはできないのである。
そういう介護を放棄するような事は実質できない。

自分で食事をとれない状態になればなんらかの方法で栄養を摂取できるような状態に持っていかなければならない。
それを目標になんらかの治療を行う施設に転院するということになる。
つまりそういった病院を探すということだ。

老健やグループホームなどでもこういう状態になった場合に備えてそういった治療を行う施設のリストを渡してくれる。
あるいは包括センターに相談しても施設のリストを入手することができるであろう。
そしてこのリストの中から条件に合う施設が終の住まいとなることになる。
地域によっては50〜の結構な量のリストが渡されるであろう。

非介護人の状態によるのだが誤嚥性肺炎を起こしているケースでは転院するまでの猶予はおよそ1週間。
その間に施設を見つける必要がある。

もちろんベッドが空いてるかどうか?という点もあるが他にも条件があるだろう。
以下の数点は確実に抑えるべきである。

1. 看取り対応可能か?
2. 具体的にどんな治療をするのか?
3. 入院すると月どれくらいの出費がかかるのか?(予算)

もうこの状態になった場合には覚悟を決めて単刀直入に看取り対応可能か聞いてしまった方が話は早い。
リストに書かれてる病院はやはりそういった事情の人からの問い合わせが多く電話がすぐつながるとも限らない。
短い時間でこちらの要望伝え確認していかないと時間が足りない。
聞くべき内容はまとめ整理しておくべきである。
準備をしっかりしてから、ブルートフォースのように片っ端から電話。電話。電話である。
その場である程度わかることもあるし、アポをとって説明を受けるなどいろいろなケースがある。
が時間に限りがあるということを常に意識しておくべきである。
予算に関しては持ち出しが少ないに越したことはないのだが、先の目処がある程度見えてるのならば少しぐらいの持ち出しはいいかも知れない。

訪れる終末期

ベストではないにしろ許容範囲内の施設が見つかればそこへ転院という流れになる。
主治医が決まり次第、そこで再度こちらの希望なども含め、今後どうしていくか?という話し合いをする。
ここまで来るともはや本音ベースで話すべきである。
積極的な延命もしたくないなど本音でしっかり要望を伝えるべきである。

さて胃ろうはしたくないと明確に伝えるとして、その他にどういう方法があるのか?
鼻から胃ろうのようなことをするパターンもあるが、他にはIVHを行う方法が提案されるであろう。
胃ろうもそうだがIVHは手術を行う必要があるのでしばらくはその手術待ちの状態になるだろう。
手術なのである程度患者のコンディションなども含め、時期は病院側でスケジューリングされる。
はっきりいってこの間に容態が悪化してしまう事が多い。
つまりここでいろいろ調整がされているのである。
そして多機能不全など様々な不具合が合併して最期を迎えてしまう。

いろいろ書いてみたが、様々な事情があってもその事情をくんでくれるような仕組みが実は世の中にはある。
そうしないといろいろと成り立たないからである。
なので勝手に自分でいろいろ決めつけず、いろいろやってみないとわからない。
何かの参考なればと思う。

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    Abby CTO

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