愛知・和歌山640km 自転車旅行記 2日目
2013年の秋、僕は愛知・和歌山を1週間かけて往復する自転車旅行をしました。
今回はそんな自転車旅行の2日目の記録です。
1日目の大冒険から一夜明け、7時に起床。
この日は峠をいくつも越える100km程度の道のり。
平地の157kmとは違う種類のキツさがあります。
ホテルの軽い朝食をいただき、荷物をまとめてチェックアウト。
ロードバイクは輪行バッグに入れてあるので数分の組み立て作業から始まります。
ホテルを出て30分ほどで一気に自然の中。
自然に囲まれているのに道路は綺麗に舗装されていて最高の環境です。
ずっとここを走っていたいと思うほど。
人力で簡単にここまで来れる自転車は素晴らしい。
しばらく走ると峠ゾーンに突入。
長い上り坂に加えてトラックなんかもバンバン走る道です。
気合を入れて走ります。
峠を越えると信楽焼で有名な信楽町に入りました。
たぬきの置物が置いてある店がそこら中にあります。
無数のたぬきの前を通り過ぎると、他とは比べ物にならないくらい巨大なたぬきが出現。
寝そべっているのに高さ数メートルはあります。
巨大なたぬきの正体は「狸屋分福」というお店の建物。
このたぬきの中は陶器販売店と食事処が併設されています。
ちょうど昼時だったので名物の「狸うどん」をいただきました。美味。
腹ごしらえも済み、再び峠越えへ。
山を走っていると高確率で通過することになるのがトンネルです。
トンネルの中は車の音が反響してどれくらい後ろにいるのか分かりにくく、こっちに突っ込んでくる様な錯覚があって妙に緊張します。
この日は峠を3つ越え、トラブルも無く大阪のビジネスホテルに着くことができました。
走った距離は91km、合計248kmです。
大阪から和歌山に向かう3日目に続きます。