“おてつたび”が目指したいこと

こんにちは!もう5月末ですね。。あっという間に今年も過ぎていきそうで怖い。。。と思ってる永岡です!皆さん、いかがおすごしでしょうか。私は今の季節は花粉の時期も過ぎて、暑すぎず寒すぎず一番好きな時期かもしれないです。お花も咲き始めているので地方にいく楽しみも増えます。(いや、、暑い中で飲むビールも最高に好きなので、夏といい勝負かもしれません。笑)四季がある日本はやっぱり好きだなあ〜〜と改めて思います。


今日はずっと書きたいなあと思っていた ”起業して目指したかったこと”をお伝えしたいと思います。(ちょっと長くなってしまいました、すみません。想いが溢れ出てしまい。。お酒飲みながら語ったら1日では収まりきれないと思います!笑)

|まずは、信念から

私たちは「地域の人を通じて、地域を好きになる」を信念に活動しています。

インターネットが普及し、様々な情報が飛び交っている昨今では、地域の魅力の差別化が難しくなり、埋もれてしまっている状況にあります。「伊勢と千葉のお魚の違いは??」「山菜取りに行きたいけど、どの地域も一緒?」インターネットだけでは、何が一番いいのかわからないですし、時には全て同じに見えてしまいます。私も以前はそうでした。

しかし、その考えが覆ったのは前職での経験でした。前職で様々な地域へ足を運び地域の人と関わり、ストーリーとして地元の人だからこそ知る地域の魅力(歴史や飲食店等)を聞いた時、その地域は自分にとって”特別な”地域に変化している事に気がつきました。他の人から見たら、どこにでもあるありふれた地域なのかもしれません。でも、自分にとっては、他の地域と完璧に差別化されています。気づいたら、地域のファンになっているんです。

その時思いました。一人一人にとって特別な地域を沢山作っていくことが、差別化する上でとても重要という事を。そして、そのためには地域の人と自然に深い関係性になる事(私は仕事を通してでした)。このとき、地域の人を通じて、地域って好きになるんだな、と思いました。

地域のファン(強い繋がりができた人)から聞く、地域の魅力は周りの人を動かす強い力があります。「あ、行ってみたいな」と思う人を増やします。地域の人を通じて地域を知り、地域のファンを作る事が、結果的に地域のPRになり、差別化しながら眠っている地域の魅力を色々な人に伝える事ができると思いました。

群馬県神流町の仲良しなおばあちゃんと。この方は機織り機持っていたり、郷土料理の本出していたりすごいおばあちゃんなのです。。。!よく友達を連れて伺っています。笑
里山守ってるスーパーおじいちゃん。もう70代後半です。。パワフル。。!
長野県信濃町のご夫婦。話し出したら止まりません。笑

|著名な観光資源がない地域を巡る旅の楽しさ

みなさん、旅行先を選ぶ時何で選びますか?「観光名所」「郷土料理」「観光イベント」が多いかと思います。

著名な観光資源がない地域は、まだまだ選択肢に上がらないのが現状です。

私の出身は三重県尾鷲市という漁師町です。おそらく、何もないと言われる地域に属しているかと思います。でも、何もないわけでは全くないんです。でも、上積みだけみていたら、何もないんです。笑

一歩中に踏み込み、地域の人の中に入った時、上記のように地方の眠っている魅力が見えてきます。これが、地方を巡る旅の楽しさです。私たちのサービスを利用してくれた学生の子からは「普通に行ったら、この地域を好きにはならなかった」や「そもそも行き先の選択肢としてなかった」という声を沢山いただいています。

でも、これって当たり前ですが楽しみ方を知らないと楽しくないですし、地方に行くモチベーションなんて上がらないんですよね。「なぜ、著名な観光資源がない所に、旅行にいかなければならないの?」となります。

そして普段の旅行では、地域の中に入る手段がないんです。ないので、著名な観光資源を堪能する事が第一の目的になりやすい。ますます、地方へ行かなくなる。という構図になっているのかなあ、と私は思っています。(もちろん、全ての方がそうではないですし、全ての方が対象にはならないかと思います。)

面白いなと思ったのが、地方を巡る旅が好きな人は、今までの人生の中で楽しみ方をどこかで教えてもらっている人が多いんです。(林間学校での農村体験や、たまたま友達に連れてってもらったとか、、)

私は、このキッカケを作っていきたいと思いました。地域との出会いのキッカケを作り、地域のファンを増やし、そのファンの子につられて地域に訪れる人が増える、、そんな循環を目指しています。

著名な観光名所を巡る旅行もすごく素敵です。私も大好きです。でも、地方を巡る旅も同じくらい素敵なんです。エキサイティングなんです。

楽しみ方を知らない人に伝えられるよう、色々仕込んでいきますよ〜〜〜!

鳥取県南部町の高台からみた風景。ずっと見ていられるような景色でした。

|消費ではなく、ともに生産するからこそ見えること

地方に深く関われば関わるほど思うのが、「あああああ、これもっと色々な人に知ってもらうべきことだろおおおおおお」と叫びたくなってしまうような素敵ポイントが多いのです。でも、この素敵ポイントは、普通の旅行で訪れてもなかなか知ることが出来ません。どうすれば見えるようになるかというと、深い関係になったときです。

現在は、受入れ先を旅館・民宿に限定しているのですが、お手伝いをしていると、色々みえてきます。お宿や女将、中居さんたちの想いやきめ細かなおもてなし等、お客として行ったら気づきもしなかった事や、わからなかった熱い想いを知る事ができます。

そして、旅館ってすごく奥深いんですよ。ホテルも素敵なのですが、旅館は女将さんやオーナーの特色がとても出やすいので、ひとつひとつの旅館さんで全く違うんです。おもてなしのスタイルも大切にしている事も。裏側に入ってともに作業をするからこそ、そこって見えてくるんです。色は違えど、みなさんとっても暖かく、唯一無二は旅館ばかりです。

でも、学生の子たちと話していると「旅館は金額や食事内容で決める」「立地で決める」そんな言葉が出てきます。う〜もったいない。。もったいなさすぎる〜〜!でも、確かに知らないと、わかりやすいポイントで決めてしまいますよね。”おたつたび”を利用した学生は「旅館を選ぶ際の見方が変わった」等フィードバックももらっています。旅館のユニークさ知る一助になるといいなと思っています。(もっと旅館・民宿の魅力を顕在化できるような仕組みも水面下で進めています。)

そして、旅館って地域外の人の窓口になると同時に、地域の独自性が出やすいところだと思っています。関係ができて女将やオーナーに会いたくなったら、いつでも宿泊という形で会いにもこれる。”おてつたび”の最初の対象を旅館・民宿にしたのはそんな想いもあってです。

地域の眠っている魅力は沢山あるんですが、地域の人や伝統とか無形なものが多いんです。なので、深く関わらないと見えてこない。まずは、旅館・民宿をターゲットにキッカケ作りを行っています。

いつもお世話になっている旅館のオーナー様。私も現場に立ちながら日々勉強させてもらっています。現場にしか答えはないですよね。

|最後に

とっても長くなってしまいましたが、、日本の地方には豊かなものが沢山残っています。豊かな自然はもちろんですが、日本が長時間かけて培われてきた伝統や技術、生活の知恵、おもてなしの心等今後守っていくべき価値のあるもので溢れています。もっとそんな地方にある宝物を日本中・世界中に伝えたい。このまま消滅するのは、日本全体の大きな機会損失です。消滅したら元に戻す事はできません。そんなビジョンを持って”おてつたび”は活動しています。


私たちの周りにはビジョンに共感してくれる旅館様や自治体・観光協会様、大学様が集まってきております。先日は、農業法人様よりお問い合わせもいただきました。嬉しくて涙が出そうです。何もない状態からはじめて、ようやくちょっとずつ前進しています。起業を決意し前職を退職した時は今の状況を想像すらできませんでした。当時は想いだけで仕事をやめましたが、一歩踏み出して本当に良かったと思います。これもいつも温かく見守りながら、時には厳しいご指摘やアドバイス頂ける環境にいるおかげです。改めて周りの方への感謝でいっぱいです。

そんなうざいくらいの熱すぎるビジョンを持っている”おてつたび”は、一緒に地域に眠る宝物を伝えていってくれるメンバーや協業会社様を募集中です。ご興味があれば、ぜひご連絡ください。(nagaoka@otetsutabi.com)

難しい分野に挑戦している事は重々承知しています。でも、みたい世界があるんです。だから突き進みます。

今年は飛躍できるよう、引き続き頑張ってまいります!よろしくお願いします。