上海視察旅行記(決済編)

Nakahara Kunehito
5 min readSep 22, 2017

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さて、中国といえばはやり注目はmobile payment。

大手と言えばこの2社。普及率はかなり高く正直あらゆる店で使える。店員もこれ前提で対応してたりする。もう上海のコンビニの9割は電子決済という話も聞いた。

ファミマでQRかざす若者。現金使ってる人は見かけなかった。

日本でもアクティベート出来るのはwechatpey。やり方、使い方はこちらの記事が詳しいので気になる人は一読を。

とにかくこれ便利すぎて、日本のpaymentは規制の問題もあるのだろうけど何をしているのか?と言う気持ちに。決済に近距離無線とかいらなかったんだ…。

一言でいうと、最高に便利!これで良かったんだ!というか、これが良かったんだ!と言う気持ちになる。

実際に使ってるところの映像をどうぞ。

wechatの自分のQR見せる→スキャンする→おしまい。見よこのスピード。そして、現金入れがなさそうなレジ…。

個人間の送金だって、LINEから画像をおくる感覚で出来ちゃう。

まるで振り込め詐欺的な会話だけどもwこれくらい気軽にお金のやり取りが出来てしまう。

飲食店のテーブルにあるQRコードを読むと、メニュー表が立ち上がるものも多い。

写真付きのメニューもあるが、だいたい漢字で中身を想像していた。ここから選ぶ。

そして支払うと何一つ会話することなく料理が運ばれてくる。

wework 近くのお店。スープ美味しかった。

ホールスタッフの仕事を分解したら、メニューを聞く、運ぶ、支払いをするといった役割で、そのどれが一番付加価値かと考えたら、きっと運ぶしか残らなかったんだと思うw合理的だ。

そして、実におじいちゃんおばあちゃんに優しくない。そんな割り切りも素晴らしい。食いたきゃ使えるようになれ、もしくは、使えるやつだけ店に来いというわけ。

やると決めたら割り切っちゃうのはすごい。

wechatやalipayは支払いだけでなく様々な認証にも使われていて、wifi使うのにwechatの認証が必要だったりする。

これはweworkのwifi認証画面

リアル店舗だけでなく、宅配サービスの決済などあらゆるペイメントがこれにひも付けられていて、完全に決済インフラと化している。

中には、資本関係上やマーケティングの囲い込上どちらかのpaymentしか対応していない店もあった。

alipayは現地口座と現地電話番号必須なので、僕は今回アクティベートを諦めてたが、そのために使いたかったサービスがあったのは残念だった。

一番悔やんでるのは、フードデリバリーユニコーンのele.meを頼めなかったこと。いわばUberEatsだが、あらゆる店が加盟している。しかもキャンペーンが行われているため、配送コスト含めても実店舗とほぼ変わらない値段で頼めてしまうらしい。

アリババが出資しているため決済はalipayのみということだ。なんというか、囲い込み合戦がすごい。

ここビール5元で最高だった。

深夜に場末感ある地元居酒屋に取りに来るドライバーを激写。

店に並ぶ必要もなくどこへでも届けてくれるので、ほとんどele.meで済ませる人も多いと言う。

これは北京の写真だけど、お昼時のオフィス街前はデリバリーのバイクで埋め尽くされていた。店舗の話も聞いてみたが、店の大きさに縛られずアップサイド取りにいけるから人気が出てくると店としては最高だとか。

次回は銀行口座作ってalipayをアクティベートさせたい!

長くなったので、生鮮スーパー無人コンビニのレポートはまた今度

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