「自分は社会から必要とされない」と感じさせる悪の連鎖

これは日本人が日本について考える非常に大切なローカル問題。日本は自殺率が高いのは認識されていますが、新たに若年層の自殺率は国際的に見ても非常に高い。日本は世界一「若者自殺者」を量産しています。

※量産という言い方は悪いのですが、私はなぜそうなっているのかという理由について今回は問題視したいのでこの表現を使わせていただきます。

自殺とは?
自殺とは、自らの意志によって自己の生命を断つ行為。
日本では変死と捉えられる事もあるので自殺と定義するともっと、確立の高い数字が出てくると考えいます。

平成26年中における自殺者の総数 /25,427人

一番安全であり戦争をしない平和な国でなぜこんなにも命が失われるのか
世界の自殺人数とその原因を比較しながら日本を見ていましたが、日本の自殺は少し特殊な部分がある。見方によっては戦争している国よりも、危ない国ではないのか?と。

日本の自殺の原因を見ると、女性の自殺原因は大半が自分の病気です
一方、経済的な理由での自殺は圧倒的に男性が多い

その根源的な理由は、「自分は社会から必要とされない」と本人に対してまわりがじわじわと感じさせる事だと考えます。

そして、「生きづらい世の中が嫌になる」と決断させる。

本人の選択に問題があり、社会に出てからその小さな雪だるまが除々に大きくなり、お金や思考、人間関係の問題に直面する一定の年齢層の人たちが社会に感じる生きづらさの問題だと思っていましたが、近頃のニュースを知り、感じていた若年層への影響。この内容をまとめた資料を見つけた瞬間、このままもっと加速していくという危機を確実に感じました。

戦前戦後、ピーク時の10代の自殺要因

親や奉公先の主人にこっぴどく叱られる、酷使される、ひもじい

相思相愛にもかかわらず、交際や結婚を反対されての心中など、
時代の過渡期にあった当時の悲劇が背景の時代だが景気回復で減少

しかし現在、新たな問題で上がりだしている

http://dual.nikkei.co.jp/article.aspx?id=3658&page=1

2011〜13年の10代の自殺要因

学業不振、家族の叱責、親子関係の不和

3年間の統計に記録されている自殺原因の延べ数は
 小・中学生が209人、高校生が681人、大学生が1432人

http://dual.nikkei.co.jp/article.aspx?id=3658&page=5

学校の先生が追い込みによる自殺「指導死」という現実も見つけました。

社会に出てから感じる生きづらさが社会に出る前の若年層に、ゆっくりと忍び寄ってきて、死を選択するしかない結果を増やす環境がつくられてきている。

狭い価値観で、適応不能と感じる。死という選択の結果を導く問い
自分は社会から必要とされない人間だから、いなくてもいいんじゃないか
生きづらい世の中だし、辛いからもう終わらせたい。

WHO精神保健部ホセ・ベルトロテ博士はこう言っています。
「日本では、自殺が文化の一部になっているように見える。直接の原因は過労や失業、倒産、いじめなどだが、自殺によって自身の名誉を守る、責任を取る、といった倫理規範として自殺がとらえられている。これは他のアジア諸国やキューバでもみられる傾向だ。」

日本人の特有の性格だからこそ、この感情が根強いところで生まれてきだすと、雪だるまは止める事ができない。これを若年層で作り出しているのは問題と考え、今すぐ止めないといけないのではと真剣に考えます。

日本はなぜ、希望を潰すのだろうか?

日本の社会は、失敗を許してくれない文化ができている。一生の恥と思わせずに、セカンドチャンスを許すよう社会が変われば、自殺は普通のことではなくなるでしょう。そして「やり直し」を許してくれれば、他の希望があれば、その希望をもつ事ができれば、生きる原動力になるのではと。

でも私はもっとマクロな部分、個人のセルフコントロール能力の育成に
注目しています。人格を成長させる潜在能力の育成。

世の中の生活を良くしていこうと考えている方々のおかげで、日常が支えられていますが、もっと世の中で過ごす生きやすさを良くしようと考えなければ、悪いものに蓋をしているのと同じではないのだろうかと考えます

画像とデーターをサイトより一部引用しました。
http://dual.nikkei.co.jp/article.aspx?id=3658&page=1