傍を楽にする

働くということを考える。

最近は友人と仕事について話す機会が増えた。学生だった頃は、恋の話か、将来の夢のこととか、近いうちにしたいこと、最近あった楽しいことだけだったのだが。少しだけ大人になったということなのだろうか。

26歳。

友人によると、数年社会人を経験して、さあどうするの時期なんだとか。facebookの近況報告ではみんなワーキングホリデーを利用して海外に行ってみたり、結婚したりして家庭を持ったりしている。

選択によっては、まだ子供だった頃のような時間を過ごすこともできるし、結婚をすることでひとりの大人としての時間を選ぶこともできる。子供と大人の間のような揺れ動きがある時期でもある。

働くことが大変で、この日々に終止符を打ちたいから結婚して落ち着きたい、という声もよく聞く。結婚して、働く旦那さんに寄り添うような生活をしたいという声も。

働くってなんだろう。

学生時代に見てきた大人は、みんな楽しそうだった。そして、自分の仕事に誇りを持っていたように思う。

働くということは、「傍を楽にする」ということなんだよ。例えば、誰かが社会をこうしたいと思ったときに、ひとりではできないから、人それぞれ役割分担をするんだ。 例えばWEBデザイナーのひとは、WEBを形にするようにね。そういうふうに仕事はできているんだ。

そう教えてもらったことがある。なんて素敵な考え方なんだろうと思った。そして、体現できているその人が眩しく見えたことを今でも覚えている。

今は自分のことで精一杯だけど、「傍を楽にする」ような仕事ができるようになりたいものである。

そのためには、毎日することを決めることが大切だよ、と教えてもらったのも学生時代。文章を書くのを上手になるためには、毎日文章を書くこと。ことばが仕事になるまで10年かかったと、その人は話していた。

毎日、することを決める。近道はないだろうから、それを粛々とこなしていく。いつか「傍を楽にする」ことができるようになることを信じてやっていく。