英語学習におけるインプット先行

僕は絶対と言っていい程、英語学習はアウトプット先行で学習すべきだと思ってる。

森沢洋介さんの「英語上達完全マップ」をはじめ、多くの学習アドバイザーは、まずは徹底的にインプット、そしてTOEICで800点以上取れる理解力が付いてから英会話の学習をすべき。それが最短で効率的だと言ってますし、僕もかつてそれが正しいと思ってきてたけど、今ではそれは真逆だと確信してます。

アウトプット無い所に、インプット無し。

これが僕の答えなんだけど、インプット先行でバリバリ文法勉強して音読して単語覚えてうんぬん、、ってのは、初心者には本当に効果的なんだよね。だからそれがマジで王道の道だと錯覚しやすいしさせやすいんだけど、本当に英語を身に付ける上で大切な事は、英語学習以外の部分にあるんです。

それは、「考えること」と「伝えること」。

インプット先行でTOEICの点数ばかり追う学習で危険なのは、点数だけで一喜一憂する残念な人になってしまうことは言うまでもない。それに、インプット学習を長時間やって達成感得る事で自己陶酔。自分すげー勉強した!っていう気になってしまうこと。目的が英語話者になることじゃなく、英語学習オタクになってしまうこと。「長時間労働=よく働いた!』って気になってる使えない社員に近いというか。楽器で例えると、エチュードはめちゃめちゃ練習してて上手いけど、曲弾けないし作曲できない、何の為に楽器やってんの?って人。

自分に必要なものを、短時間で濃密に吸収して使えるようにする、そして表現できるようになる為には常にアウトプットが前提である事が大事。時間は有限です。

せっかく音読するならTOEIC的な「薬のラベル」とか「金融商品のキャンペーン」とか「社内イベントの連絡メール」とかクソみたいな英文じゃなく、自分で考えて書いて添削してもらった自分の英文を死ぬほど音読すべきなんです。

語彙、表現を増やす為には本を読む。自然な表現や会話のリズムに馴染む為にはアニメやドラマを見る。そういうインプットは超大事だけど、やっぱりアウトプットが最優先。オンライン英会話等で自分が表現できない事を見つける、それをすぐ書く、添削してもらう、音読して覚える、それを次回使う、というスパイラルが語学習得の王道です。学習の中心にあるものは常にアウトプット。アウトプットする為にその都度使う文法、単語、表現を学んで、暗記。使う。暗記。使う。

もしインプット先行でガンガンTOEICの勉強しても、のちにアウトプットの訓練は絶対必要ですし。インプット完了してからアウトプット学習に移行する方が効率的なんじゃ?と言う人いるけど、自分と向き合って思考して、それを伝える訓練は早ければ早いほど良い。後回しにしてたら「インプット学習癖」が付いちゃって、なかなかアウトプットに移行できない。だからTOEICで結果出たら燃え尽きて英語辞めちゃう人がマジ多い。使えないから楽しくないんだろう。

一年間東京のシェアハウスでいろんな国の仲間と生活して、いろん な人見てきました。3年日本に住んでても日本語で会話全然できないカナダ人もいれば、来日半年でベラッベラに喋れるようになったスウェーデン人もいた。彼らの違いは、決定的に『アウトプットが中心かどうか』だった。喋れないカナダ人は、一生懸命日本語検定勉強してたし本読んだり漢字の書き取りしてたけど、コニュニケーションが取れない。でも勉強してるからプライドだけは高い。逆にスウェーデン人は、もちろん勉強してたけど、なにより勉強の中心が「自分の言いたい事を覚えて言う」だった。挨拶しか言えなかった彼が来日3日目で「右の冷蔵庫に入ってるビールもらってもいい?」って完璧に言えるようになったのは、言いたかったからだろう。そんな調子でみるみる会話も上達し、それに比例して日本語の本も読めるようになったし、マツコのテレビ番組観て理解して笑えるようにもなった。

彼や、自分の英語の成長過程も見つめ直してみると、アウトプットしようとすれば、読めるようにも聞けるようにもなる。読み聞きだけ勉強するより圧倒的スピードと理解力で読み聞きできるようになる。だから何度も言うけど、もう英語学習始めた時点からずーーーっとアウトプット中心であるべきなんだと、僕は一切の迷いもなく確信してます。

たまたま今日は英語学習についてボーっと考えていたので、文章化してみました。ではおやすみなさい。