女子美術大学でゲーム制作を教えています(3)サウンドゲスト講師編

今年から女子美術大学のメディア表現領域でゲーム制作についての非常勤講師をやっています。

1年目なのでその場を含め試行錯誤しているのでそのメモ。

その1はこちら

その2はこちら

ゲームにはサウンドの要素が必要なのでゲスト講師としてブレインストームの中村さんをお呼びした。

最初の1時間ぐらいで中村さんの仕事の紹介。学生達は良くわからなかったと思うけど、昔のゲームのサウンドプログラミングのコードの解説が面白かった。まだゲーム基板がMidiを扱えない時代に、音の長さとピッチを1音づつ指定して曲を打ち込んでいくヤツ。

それから、PureDataを使って可聴領域の体験、連続的に音を20Hzから20000Hzまで連続的に聞いてもらった。学生達は普段体験しない音の聞き方なので不思議そうな顔だった。

後半は、学生の企画で必要そうな音をその場で作っていく時間。まずはレーズゲームを作っている学生はノリの良いアップテンポなBGMをGaregeBandを使って中村さんに手伝ってもらって作ってもらった。

次は金魚育成ゲームの学生、金魚が育つと金魚はUFOに乗って宇宙に帰ってしまうと言うストーリーで、金魚がUFOに乗って宇宙に飛んでいく時の音の相談を中村さんに受けてもらった。「その時の音ってどんなの?」と聞いてみたら「聞いたことが無いような音」というサウンドクリエイター泣かせの返事が一発目に来た!

LeapMotionを使って絵の具を飛ばすゲームの学生は絵の具を飛ばす時のSEをスマホで録音した音をベースにリバーブをかけてもらって中村さんに手伝ってもらって作ってもらった。

ゲームを企画する人はプログラマーやデザイナー、サウンドクリエイターなどいろいろな種類のプロフェッショナルに言葉を使って企画の中でやって欲しい事を伝える必要がある。今回はサウンドだったけど企画を言語化という作業は企画者の頭の中では何度も何度もやらないといけない作業なので、その辺はまずは講師である僕が掘り起こしつつ、学生同士の会話からできるようにやっていこうと思う。