無思考型サービスを紐解いてみる

Naoki Matsumoto
4 min readJun 28, 2018

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ちょうど今日CASHの光本さんがトラベルナウというアプリをリリースして、多いにユーザーのニーズを捉えているのを目の当たりにした。

起業家としての経験値は全く及ばないが、近しい業界でこうも見せ付けられるとやはり凄いなと思う一方、なんで自分には思い付きもしなかったんだろうと大いに嫉妬する。

朝起きてすぐにタイムラインに流れていたズボラ旅の記事を見てからの、トラベルナウのリリースがあり、こういったサービスのツイートがタイムラインを駆け巡っていたので、無思考型サービスについて考えてみた。

無思考型サービスと言ってしまうとどこか「人が何も考えていない」みたいな感じはするが、個人的には”判断”を簡単にすることをサポートしているサービスなんだと思っています。言い換えてしまえば、”直感型”サービスとも言えたりするのかなと。

なぜこういった無思考型サービスが増えてきてるのか?

いくつか理由があると思っていて、①ITの普及による情報過多・②PC<スマホでの利用、が大きいのかなぁと。

インターネットが当たり前になり、誰もがGoogleなどを等してアクセスできるようになり、事業者側はオフラインにあった情報をどんどんオンライン化した結果、情報があまりも多くなり過ぎてしまったのではないかなと。そうなるとヒトが限られた時間の中で扱う情報を超え、”判断”し辛くなったと。

且つ今ではスマホでの利用が当たり前によりなってきて、PCであれば画面が大きく取り込めた情報量が、スマホの画面だとより限られた情報面積になってきてしまったのかなと思っています。

どんな無思考型のサービスがあるんだろう?

個人的にパッと思い付いたものがCASH・メルカリナウ ・ズボラ旅 ・携帯かえるくんリクポレキピオタベリーme:new(ミーニュー)・ZOZOおまかせ定期便・ペコッター(※今は違うか?)あたりでした。かく言う弊社でもGLITというサービスを運営しております。

そうツイートしてると「こんなのもあるよ!」と教えて頂きました。JOYMOSHACASHACADMM AUTO

自動資産運用などを行なっているロボアドバイザー系のサービスも、もしかすると無思考型サービスに入るのでは?なんて思いました。自分で銘柄を色んな情報を見て比較検討して売買するのは面倒だから、資産運用を自動でしてもらい適切なタイミングでの売買の判断だけを行うという意味で。FOLIOWealthNaviTHEOなど。

もっと遡ってみると、キュレーション系のサービスも無思考型にあたるような気がしています。スマニューグノシー。ここら辺も自分から情報を取りに行くのが大変だから、自分に合ったものを届けてもらえさえすれば、読むかどうかの判断は個人個人が行うよ的な。

思うに、情報過多であり・モバイルへの変遷が起きてきた業界から、こういう無思考型サービスが出てきてるのかなぁなんて。

やはり無思考型サービスとは個人個人に最適な情報を提案し、”判断”を簡単にすることをサポートしているんだと思います。

我々はHR業界でキャリアチェンジという大きなライフイベントのための、情報の個人への最適化および”判断”の簡易化『GLIT』を通して実現していければなと思っております。

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Naoki Matsumoto

株式会社Carat(カラット)という会社を立ち上げ、代表をやっています。『GLIT』というをA I求職アプリを創ってます。詳しくはこちらから : https://glit.io