BLINK OF AN IDEA
フリースキーのモノサシ
2 min readMar 25, 2014
恐怖から目をそらすな。現実を直視せよ。瞬きが許されるのはフィニッシュラインをまたいでからだ。
2007年、練習中の転倒で意識不明の重体に陥った悪夢の米国ビーバークリーク大会。今月6日、同大会の滑降を制す。オンコースでの1分45秒の間、一度も瞬き(blink)をしなかったという。
フリースキーのモノサシ
レースには時間という絶対的なモノサシがある。さてフリースキーのモノサシとは何だろう。当然FISにもSAJにもない(FISはスロープスタイルやハーフパイプの大会を運営しているが)。たぶん仲間内にもない。おそらく外部にはない。
だとしたら、自分だけのモノサシなり基準なり世界観をつくることが必要なんじゃないだろうか。でなければ、いつまでたっても囚われ人だ。
フリースキーヤーのゴール
レーサーにはひとまずフィニッシュラインというゴールがある。さてフリースキーヤーにとってゴールはどこにあるのだろう。
目標物の滑降?滑走ラインの終着点?記録的な滑降?家族の元?トリックの習得?スタイルの洗練や進歩?ガッツポーズ?ハイファイブ?仲間の笑顔?ビール?