最高のものに触れ続けることと、お客様目線でいることって大事

10月11日からの3連休で清里にいってきました。

30年前からやっているという老舗のプチホテルに泊まってみた。国道から農道のような細い道に入り込み、畑の向こうにぽつんと見えたホテル(の別館だった)はクラシックな洋館。アンドリュー・ワイエスの絵とかに出てきそうな寂しい雰囲気。第一印象は「コナンくんや金田一少年が泊まってて、殺人事件が起こるんだろうなあ」。。。

中に入ってみると外見よりもずっと奥行きもあり、思ったより部屋数も多い。ダイニングも広々していて、格子の窓などとっても素敵。外から見た大きさと中に入って感じる大きさが全然違う不思議なお屋敷。

お部屋はスイートルームにアップグレードしてくれていたし、掃除も行き届いており、窓のすぐ外には気持ち良さそうな一面の林、「ここにして良かったかも〜」と思わせるお部屋ではありました。

ただ結論からいくと、ここにリピートするかはすごく微妙。

1)まずホテルに入るには靴を脱ぎホテルのスリッパに履き替える。これはこれで全館土足で歩き回るより清潔感はあるし実際キレイなのだけど、他人とスリッパを共有したくないなーなんて思っちゃったり。あとスリッパがとてもダサい。これがモロッコのバブーシュみたいなオシャレスリッパだったらもう少しテンションが上がったのかも?

2)夜ごはん。ここは1泊2食つき。ダイニングに行くと既に前菜とパン、サラダがテーブルにセッティングされている。せめて席についてからサーブしてほしかった。かつ、くだんのスリッパでゴハンを食べるのでなんともしみったれた気分になってしまう。Wordの手作りメニューはフォントやフリー素材の選び方が残念。すごいセンスのいいものを見たことがないか、見てもそこはスルーしちゃったんだろうね。まあ気取らなくていいと言えなくもないけれど。。あとは食べる速度もまったく気にせず、出来た時間でサーブされます。ものすごいボリュームでこなすのが大変だったワタクシの前には、前菜、サラダ、配られた生かじりセロリ、スープが全部置かれるという具合。ヨーロッパだとね、どんなしょっぱいカフェでもサーブするタイミングが完璧なんですよね。そういうところ、見習ってほしいなあ。

3)朝ごはん。ダイニングに行くと想像どおり山盛りのサラダ、パンがセッティングされている。どのくらい前から置いてあるのだろうかw で、朝ごはん普段食べない派にはありえないボリューム。食べきれないんだけど許されない雰囲気。「いつもは食べなくてもここに来たら食べるって方ばかりですよ」・・・わかる。わかってる。でももうお腹壊れそうなんです。。隣の席では、これを平らげたうえに、ホテルのオーナーとさらに鳥モツやら蕎麦やら何やらランチの相談が繰り広げられている。マジかよ!健啖家でないとこのお宿を生き延びられないようです。

4)サービス。この規模のホテルにありがちなんだけど、「ねえねえ!自分たちすごい気が利かない?サービスよくない?お客さんと向き合ってない???」って押せ押せなのね。だったら料理をサーブするタイミングを最適にしてくれるとか、朝ごはんのボリュームを調節可能にするとか、何かもっと本質的な向き合い方があるのではないかと。。。お客目線でサービスしてるんじゃなくて、自分たちが気持ちよくなるためにやってるのよね。

やっぱり、本当に素晴らしいサービスって何なのか、ホンモノってどういうことなのか、自己満足に陥らないでもっと研鑽しないとだなーと思いました。最高のものに触れ続けてないと、それよりいいものがあるって気づかないしね。自分の仕事はこういうサービス業ではないのだけど、いろいろ気をつけよう。

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