少年ジャンプが再び黄金期をつかむ唯一の方法とは

少年ジャンプの印刷部数が、今年1~3月の平均で191万5000部となり、200万部を割り込んだ。

黄金期と言われた1994年には650万部を突破したのも今は昔。当時の3分の1を下回ったことになる。

もちろん、ジャンプだけではない。「金田一少年の事件簿」で一世を風靡したマガジンも、いまだに「名探偵コナン」が顕在なサンデーも部数は大幅に減少。マガジンは100万部ぐらいで、サンデーは30万部ほど。

少年マンガ離れの要因として、読者層の高年齢化や少子化などが理由として挙げられることも多い。でも、本質的な理由はそうじゃない。

少年マンガ誌はかさばって重い。その一点に尽きる。

スマホに可処分時間をとられているなどと世間の皆は言うかもしれないが、それは違う。

ちょっと落ち着いて思い出してみよう。

1994年の黄金時代、小中学生たちのスーファミ時間は生半可なものじゃなかった。ROMカセットの大容量化で1本1万円ほどにもなっていた高価なソフトで、これでもかと遊んでいた。

だから、スマホの可処分時間そのものは根本的な理由にならない。

では、なぜジャンプは売れなくなったのか。

ジャンプの部数が落ちたのは、ただ単純に、持ち歩くのが重いからだ。
だから、少年たちは買わなくなってしまったんだと思う。

考えてみよう。塾の行き帰りにジャンプを買うと、かばんはパンパン。多機能なスマホと比べると、ジャンプはあまりにもかさばる。少年たちにとって、ジャンプのサイズは相対的に大きくなりすぎてしまった。

そこで、集英社に提案する。ジャンプは、コミックスサイズにすべきだ!

ちょっと暴論だと言う人もいるかもしれない。でも、ジャンプなんて300円もしないのだ。持ち運びやすさが倍増すれば、部数も大幅に伸びるに違いない。


というような無責任な予想ではあるものの、集英社さんには一度でいいからジャンプ小型化の実験をしていただけないかなと思う。

(とはいえ、一度きりの小型化だと記念購買の需要のせいで部数が伸びてしまうと想定されるため、1ヶ月分ぐらいはやってみる必要があるだろう。その際には、印刷会社さんにも切なるご協力をお願いしたい。)