これだけはお金をかけて欲しい

ズバリ、「ニッパー」です

ニッパー・・・。これだけは絶対にケチらないで、良い物(高価なもの)を用意して欲しいです。

ニッパー一つで、

  • 作業時間の短縮
  • ゲート処理の美しさ

が大きく左右されます。

「ゲート処理にはこだわろう」ということで、いろいろなニッパーを買って試してみましたが、私は写真にある3本のニッパーに落ち着きました。

3本のニッパーは状況に応じて使い分けています。

1.ベビーニッパー

400〜500円程度で、ニッパーとしては安い部類のニッパーになります。

パーツの切り出し(ゲート処理)のセオリーは、

  1. パーツから1〜2ミリ離れた箇所をカットする(第1処理)
  2. パーツギリギリをニッパーやデザインナイフで処理する(第2処理)

となっています。

あとでパテ埋めしたり、塗装処理を施される方は、いきなりパーツギリギリでカットしても大丈夫なのでしょうが、素組み派の人にはオススメできません。

また、安いニッパーでパーツギリギリにカットしてしまうと「白化現象」と言われる、白いゲートのカット痕が残ってしまいます。

かと言って、あとで紹介するニッパーを第1処理から使ってしまうと、ニッパーの耐久性に影響してきます。

そこで、この「ベビーニッパー」の登場です。

安いニッパーの割には、パーツとランナーのスキマに入りやすい作りになっていて、かつ耐久性も高い。“第1処理”にはもってこいのニッパーです。

2.超薄刃ニッパー

2,000〜2,500円程度する、どちらかというと高級部類に入るニッパーです。

私は写真にある「GSRモデラーズサポートシリーズ 匠TOOLS 超薄刃ニッパー MSS-41」を使っています。

このニッパーは、主に露出しない部分のゲート処理に使っています。

「露出しないところは、適当にカットしてもいいでしょ?」と言われるかも知れませんが、見えないところほど、きちんとゲート処理しておかないと、パーツのハメ合わせで痛い目にあいます(笑)

「ベビーニッパー」でも処理できないことはないんですが、中途半端にゲートが残ったり、逆にえぐり過ぎてしまったりした経験がありまして(涙)

もちろん露出している箇所も「ベビーニッパー」とは比べ物にならない位、キレイにゲート処理ができます。

なので、「超薄刃ニッパー」は必ず用意しておくことをオススメします。

3.アルティメットニッパー

このニッパーは絶対必要・・・というものではありませんが、

  • 作業時間の短縮
  • ゲート処理の美しさ

をより求められる方は、迷わず購入してください。

しかし、このニッパー・・・。

まず値段が「ベビーニッパー」の10倍近くします(2016年9月現在、4,320円)

しかも、いい加減に使うと、すぐに“刃こぼれ”を起こし、使い物にならなくなるそうです。

しかーし!!

それを差し引いてでも、使う価値は十分すぎるほどあります。

とにかく、ゲート処理がキレイ!

しかも、ほとんど“白化現象”が起きません(起きるときは、使い方が荒いときのみ 笑)

切れ味も、他のニッパーとは、それこそ比べ物にならず、ゲート処理のストレスが格段に下がりました。


「アルティメットニッパー」を使う前は、「ベビーニッパー」と「超薄刃ニッパー」でパーツを切り出していました。

しかし、「アルティメットニッパー」よりもパーツが白化する確率が高く、モデラーズナイフでリカバリー処理をしないといけない場面が多々ありました。

「アルティメットニッパー」を使ってから、そのような場面が格段に減りました。

道具は大事だよ〜

美容師さんは、カットバサミにもの凄いお金をかけます(美容師さんにお伺いしたところ、1本20万円程度するそうです)

もちろん、1本数万円の安いカットバサミもあるそうなのですが、なぜ高いカットバサミを使うのか・・・。

理由は単純。

お客様の髪を美しく仕上げたいからです。

ヘアカットの場合、プラモデル作りと違って、パテや塗装でデコレーションをすることが出来ません。まさに一発勝負!

「それは商売の話でしょ。趣味のプラモ作りでそこまでお金をかけなくても・・・」

こう仰る方もいらっしゃるでしょう。

でも、お金をかけるべきところにはお金をかけて美しく仕上げた方が、間違いなくストレスは減り、満足度は高いです。

趣味が長続きしない最大の理由

私はズバリ「ストレス」だと思います。

  • キレイに処理できない〜
  • 処理に時間がかかる〜

私の製作方針は「極力、塗装はしない」ですが、これも自分にとってのストレスを限りなく軽減して、ガンプラ作りを楽しみたいからです。

私のようにヨチヨチ歩きのパパモデラーは、

  • 手放すことは手放す
  • こだわるところはこだわる

これが大切だと思います。

だから、ニッパーだけでもいいので、道具にはお金をかけてください!