読書メモ 「大事なことに集中する」

定期購読しているPodcast番組である rebuild.fm#175 で尊敬するエンジニアの Higepon Taro Minowaが紹介されていたので、読んでみました。

この本を読んで、ディープ・ワークとシャロー・ワークを意識して区別し、できるだけシャロー・ワークを減らす努力をしようと感じました。ディープ・ワークは、書籍で下記のように定義されています。

ディープ・ワーク
あなたの認識能力を限界まで高める、注意散漫のない集中した状態でなされる職業上の活動。
こうした努力は、新たな価値を生み、スキルを向上させ、容易に真似ることができない。

自分の業務では、プログラミング実装やデバッグ等が相当しそうです。

シャロー・ワークは、書籍で下記のように定義されています。

シャロー・ワーク
あまり知的思考を必要としない、補助的な仕事で、注意散漫な状態でなされることが多い。
こうした作業は、あまり新しい価値を生み出さず、誰にでも容易に再現することができる。

自分の業務では、メール対応、チャット応答、定例会への参加、慣れきった実装業務等が相当しそうです。

ディープ・ワークは、簡単に他の人が代われない、他の業務より価値のある業務、シャロー・ワークは、数か月の業務経験を経れば、誰でもできるような業務ともいえそうです。

シャロー・ワークを減らす

経験上、例えばメール処理といった業務は、本当にやるべき他の業務を弊害していると感じています。
しかし、ついつい 10 分おきごとに見てしまうことがあります。
この本を読んで、シャロー・ワークは、以下の理由により、意識しないと膨れ上がっていく存在であることがわかりました。

最小抵抗の原則
ビジネスシーンでは、さまざまな駆動の純利益への影響に関し、明確なフィードバックがなければ、その時点で最もたやすい行動をとりがちである。
生産性の代用としての多忙
仕事において、生産力や価値があるとはどういうことかを示す、明確な指標がなければ、多くの知的労働者は工業における生産性の指標に戻っていく。つまり、目に見える形で多くのことをなすことである。

つまりは、シャロー・ワークは重要でないと頭でわかっていても、自分の価値を示すものが他に見つかっていないと、たやすく価値を提供できる(と勘違いしている)シャロー・ワークを行ってしまうということです。

価値がある仕事を見つけるのは簡単ではないですが、少なくともシャロー・ワークに傾きやすい状況であることを意識しているだけで、それぞれの仕事への向かい方は変わってくる気がします。