二〇一七年一月一一日

Evernoteには替えがきかない

断っておくが私は「アンバサダー」とかでも何でもなく、ただの有料版のEvernoteを使っているユーザーである。だから金銭的な意味での肩入れではなく、これがなくなるとひどく困るのだ。

いろいろEvernoteが叩かれていて、そういうことに特別関心を持つ人間ではないのだが、さすがになくなられると困るのでだんだん気になってきた。

突然の(?)値上げとか、クラウドデータのうんぬんとか、よくないんだろうし、私もいいとは思わないのだけれど、Evernoteが今なくなられると困るのだ。これで3度かいた気がするし、他のことを書いてない。

Evernote以前の状況というものを、ちょっと思い出してみた。たしかGmailなんかに、「あとで読む」を連携させて飛ばしたりして、ラベルをタグ代わりにしていたような気がする。最悪だ。考えたくない。

あと、Diigoというものを使っていたときもある。面白いサービスだとは思うが、あれではEvernote代わりになり得ない。書類のPDFなんかはどうするのだ。

あまりに頼り切っていて、インフラみたいになっているサービスというのは、自分がそれを使って何をやっているのか、全部を思い出すことはもうできない。Mac標準の「メモ」で画像も扱えるし、iPhoneで見るなら速いとかいうのは、なんとなくイメージで思い出せる部分だけのことを言っているに過ぎない。

請求書の控えとして使ったメールを、ブラウザの拡張機能からワンクリックでとっておいたり、Twitterから自動的にIFTTTで保存していたり、そういう「設定」を20〜30持っている人は、かりに他のツールで代替えできたとしても、一からやり直さなければならなくなる。

そのうえ、いまある数万単位のEvernoteのデータをどうするのか。仮にそれが数千だというユーザーだったとしても、記録したデータがもったいなくないだろうか。「完全なだいたいツール」が登場したとして、全部を移行することはたぶんできない。

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